令和6年3月定例会　教育民生委員会委員長報告

　ただいまから、教育民生委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
　去る８日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、１５日に委員会を開催いたしました。
　まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
　はじめに、議案第３号　亀山市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正については、更なる子育て支援の充実を図るため、令和６年９月診療分から窓口無料化の対象を中学生まで拡大することから、所要の改正を行うものです。
　審査の過程では、市外や県外における窓口無料化への対応に関する質疑があり、これについては、窓口無料化は県内の医療機関が対象であり、県外の医療機関は窓口無料化の適用はないとの答弁でありました。
　以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　次に、議案第４号　亀山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、府令基準が改正され、特定教育・保育施設の重要事項の掲示に係る基準が見直されたことから、改正後の府令基準と同様の基準を定めるため、所要の改正を行うものです。
　審査の過程では、この改正による保育施設の事務負担に関する質疑があり、これについては、現在作成している重要事項説明書に修正を加えるなどの簡易な事務手続きであり、事務の負担が大きく増えるものではないとの答弁でありました。
　以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　次に、議案第５号　亀山市国民健康保険税条例の一部改正については、地方税法施行令が改正され、国民健康保険税の後期高齢者支援金等課税額の課税限度額が引き上げられたことから、所要の改正を行うものです。
　審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　次に、議案第６号　亀山市地区コミュニティセンター条例の一部改正については、城東地区コミュニティセンターは、令和６年４月１日から新たに建設した施設に移転するため、所要の改正を行うものです。
　審査の過程では、市民協働センターとの共用であるトイレの管理や駐車場の利用に関する質疑があり、これについては、スムーズな利用ができるよう、利用者に対して十分な周知を行うとともに、施設の管理者に指導、助言等を行っていくとの答弁でありました。
　なお、２つの施設が市民にとって利用しやすい施設となるよう、適切な管理・運営に努められたいとの意見がありました。
　以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　次に、議案第２５号　指定管理者の指定については、城東地区コミュニティセンターの指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。
　審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
　以上、教育民生委員会の審査報告といたします。