このページの本文へ移動

令和5年12月定例会 教育民生分科会長報告

公開日 2023年12月19日

 ただいまから、教育民生分科会における審査の経過について報告いたします。
 去る5日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、12日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 はじめに、議案第67号 令和5年度亀山市一般会計補正予算(第5号)についての内、当分科会所管分、「民生費」「社会福祉費」「老人福祉費」「一般事業」「地域医療介護総合確保基金事業補助金」の増額補正において、整備される認知症高齢者グループホームの規模と事業開始時期に関する質疑があり、これについては、定員9人の施設であり、年度内に工事を終え、来年12月頃の事業開始を予定されているとの答弁でありました。
 次に、「民生費」「児童福祉費」「児童福祉総務費」「福祉医療費助成事業」の増額補正において、増額理由に関する質疑があり、これについては、小学校卒業までの子供を扶養されている方の所得が増えたことで、県制度に該当しなくなり市制度の対象となったこと、また、中学生の医療費分が前年度の約1.2倍になると見込まれることから、助成額を増額するものであるとの答弁でありました。
 次に、「衛生費」「保健衛生費」「予防費」「予防接種費用助成事業」「帯状疱疹予防接種委託料」の増額補正において、低所得者への対応に関する質疑があり、これについては、補助制度を創設した初年度であり、今後、近隣市の状況も見極め、必要な制度について総合的に検討していくとの答弁でありました。
 次に、「教育費」「小学校費」「学校管理費」「施設整備費」の増額補正において、施設改修の内容に関する質疑があり、これについては、来年度入学予定の医療的ケアが必要な児童の環境整備として、学校生活の拠点となる会議室内の整備や体育館前のスロープの拡幅工事等を予定しているとの答弁でありました。
 次に、第3表「債務負担行為補正」「変更」「中学校給食業務委託料」において、令和6年度から令和7年度の限度額を増額するが、令和7年度に喫食率が低下した場合の委託料の支払いに関する質疑があり、これについては、令和6年度以降の債務負担行為の上限額を変更するものであり、喫食率が下がれば変動費の支払い額も下がるとの答弁でありました。
 次に、議案第68号 令和5年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)については、「諸支出金」「基金費」「国民健康保険事業運営基金」の増額補正において、積立後の基金の合計金額に関する質疑がり、これについては、今回の補正により、基金は1億7,546万8,633円となる見込みであるとの答弁でありました。
 次に、基金の使途に関する質疑があり、これについては、平成30年度の県単位化による被保険者の国民健康保険税の急激な負担増を回避する激変緩和措置が本年度で終了するため、令和6年度以降、急激な保険税負担とならないように備えるものであるとの答弁でありました。
 次に、議案第69号 令和5年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)については、質疑はございませんでした。
 次に、議案第72号 令和5年度亀山市病院事業会計補正予算(第2号)については、質疑はございませんでした。
 以上、教育民生分科会の審査報告といたします。