令和5年9月定例会　産業建設分科会長報告

　ただいまから、産業建設分科会における審査の経過について報告いたします。
　去る６日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、１２日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
　はじめに、議案第４２号　令和５年度亀山市一般会計補正予算（第３号）についての内、当分科会所管分、歳入の「寄附金」「土木費寄附金」「都市計画費寄附金」の増額補正及び、歳出の「土木費」「都市計画費」「公園管理費」の財源更正において、寄附者の意向に関する質疑があり、これについては、政策部の聞き取りにより公園の長寿命化事業に充当するとの答弁でありました。
　次に、すでに予算化されている事業に充当するのであれば、寄附金分を増額して事業を進めるべきではないかとの質疑があり、これについては、昨年度、同様の寄附金を和田保育園の増築事業に充当したように、総事業費はそのままで、財源内訳を変える方法を取ったとの答弁でありました。
　次に、今回の財源更正の判断はどこが行ったのかとの質疑があり、これについては、予算編成を行う財務課の判断により変更するものであるとの答弁でありました。
　次に、議案第４３号　令和５年度亀山市下水道事業会計補正予算（第１号）について、「資本的支出」「基金積立金」の増額補正において、農業集落排水事業の令和４年度決算における現金余剰分を農業集落排水事業債償還基金に積み立てる理由に関する質疑があり、これについては、当該基金に積む名目の県補助金が平成２９年度で廃止となり、毎年の取崩しにより基金が枯渇する恐れがあるため、企業会計化した令和４年度から基金への積立を優先することとしたとの答弁でありました。
　次に、今回の補正後の基金残高に関する質疑があり、これについては、約９，８００万円になるとの答弁でありました。
　以上、産業建設分科会の審査報告といたします。