令和5年3月定例会　産業建設分科会長報告

　ただいまから、産業建設分科会における審査の経過について報告いたします。
　会長の都合により、副会長の私から報告いたします。
　去る１０日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、１５日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
　議案第１５号　令和４年度亀山市一般会計補正予算（第９号）についての内、当分科会所管分、歳入「寄附金」「農林水産業費寄附金」「森林環境整備基金寄附金」の増額補正において、寄附の目的と件数に関する質疑があり、これについては、ふるさと納税をされる方は亀山市の森林を守ってほしいというような思いから寄付をされており、令和２年度は６件、令和３年度は４９件、令和４年度は１月末時点で１０６件の寄附があったとの答弁でありました。
　次に、歳出「農林水産業費」「農業振興費」「サステナブル農業奨励事業」の減額補正において、減額理由に関する質疑があり、これについては、交付金を交付する法人を当初１０者予定していたが実績としては６者となったこと、また新規就農者に対する補助についても２人見込んでいたところ、１人となったことによる減額であるとの答弁でありました。
　次に、「土木費」「道路橋梁費」「道路橋梁総務費」「地籍調査事業」の減額補正において、委託料の減額による調査面積への影響に関する質疑があり、これについては、国や県からの補助金が減額となったことによるもので、当初の予定より若干面積は減少しているとの答弁でありました。
　次に、第２表「繰越明許費補正」「追加」「土木費」において、当初の予定が甘いと言わざるを得ない繰越が多いと思うが、どのように捉えているのかとの質疑があり、これについては、それぞれの事業について事前の調整段階では工期内に収まる想定で工事発注をしているが、地元と調整を進めていく中で、不具合等が生じたため、今回は多くの繰越明許費補正を行うこととなったとの答弁でありました。
　次に、今回の繰越を行うことによる次年度事業への影響に関する質疑があり、これについては、職員の業務発注等の負担は増えるが、適正に事業進捗を行えるよう管理していくとの答弁でありました。
　次に、議案第１８号　令和４年度亀山市水道事業会計補正予算（第２号）について、「資本的支出」「工事請負費」の減額補正において、配水管移設工事を実施しなかった理由に関する質疑があり、これについては、開発事業者から給水申込がなかったことによるものであるとの答弁でありました。
　次に、議案第１９号　令和４年度亀山市下水道事業会計補正予算（第２号）については、質疑等はございませんでした。
以上、産業建設分科会の審査報告といたします。