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令和5年3月定例会 教育民生分科会長報告

公開日 2023年03月28日

 ただいまから、教育民生分科会における審査の経過について報告いたします。
 去る10日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、16日及び22日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第15号 令和4年度亀山市一般会計補正予算(第9号)についての内、当分科会所管分、「総務費」「総務管理費」「自治振興費」「地域まちづくり協議会支援事業」の減額補正において、地域まちづくり交流会の開催が少なくなったことによる影響に関する質疑があり、これについては、今年はイベントとしてではなく、地域まちづくり協議会の関係者に集まっていただき、サロン形式で行ったことから経費が少なくなったが、各地域の課題等について意見を出し合い、共通認識をもっていただける場となったとの答弁でありました。
 次に、「民生費」「社会福祉費」「社会福祉総務費」「住居確保給付金支給事業」の減額補正において、減額の要因に関する質疑があり、これについては、給付期間を最長の12カ月で積算し、予算計上したが、新規申請者が想定より少なかったこと、また、受給期間が3カ月や6カ月で終了する受給者がみえたことにより減額するものであるとの答弁でありました。
 次に、「民生費」「児童福祉費」「児童福祉総務費」「児童家庭支援事業」の減額補正において、心理相談員の欠員による影響に関する質疑があり、これについては、現在、正規職員の臨床心理士1名が対応に当たっているが、先般、心理相談員の応募があり、4月から任用の予定であるとの答弁でありました。
 次に、これまで心理相談員の応募がなかったのは処遇に原因があるのではないかとの質疑があり、これについては、新規任用の場合は、時給1,100円で年間240日として予算計上している。また、任用期間に応じて時給を増額しているとの答弁でありました。
 次に、「教育費」「小学校費」「学校管理費」「個の学び支援事業」の減額補正において、介助員が未配置になったことにより、子ども達への支援が低下していないのかとの質疑があり、これについては、スクールサポートスタッフや学習指導員など、他の職種の方を配置して支援を行ったとの答弁でありました。
 次に、「教育費」「社会教育費」「社会教育総務費」「国際化推進事業」の減額補正において、ポルトガル語の通訳職員の不在により、市民サービスが低下していないのかとの質疑があり、これについては、対面相談は令和2年度に導入したタブレット端末で12言語の通訳システムを活用して対応し、電話相談は委託業者を通じて通訳を行っており、特段問題はなかったと認識しているとの答弁でありました。
 次に、「諸支出金」「基金費」「地域福祉基金費」「地域福祉基金積立金」の増額補正において、寄附者の使途についての意向に関する質疑があり、これについては、地域福祉に役立ててほしいとの意向であったとの答弁でありました。
 次に、議案第16号 令和4年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、「保健事業費」「特定健康診査等事業費」の減額補正において、特定健康診査の受診率の低下による交付金への影響に関する質疑があり、これについては、保険者努力支援交付金が特定健康診査の受診率に左右される。受診率の向上に向けては、今年度受診料の無償化等に取り組んでいるが、受診率は県下14市中、13番目と低く、今後も様々な手法により受診率向上に努めていくとの答弁でありました。
 次に、議案第17号 令和4年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)については、質疑はございませんでした。
 次に、議案第20号 令和4年度亀山市病院事業会計補正予算(第3号)については、質疑はございませんでした。
 なお、審査の過程で答弁の一部に誤りがあり、当分科会において発言取り消しの申し出を許可しましたが、今後、委員の質疑には的確に答弁できるよう十分に準備した上で審査に臨まれたいとの意見を申し添えます。
 以上、教育民生分科会の審査報告といたします。