令和5年3月定例会　総務分科会長報告

　ただいまから、総務分科会における審査の経過について報告いたします。

　去る１０日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、１７日に分科会を開催いたしました。担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。

　議案第１５号 令和４年度亀山市一般会計補正予算（第９号）についての内、当分科会所管分、「総務費」「総務管理費」「企画費」「移住交流促進事業」の減額補正において、減額理由である移住・交流促進アドバイザーの活動実績に関する質疑があり、これについては、当初アドバイザー２名で１２０回の活動を予定していたが、内１名が仕事の都合で活動に一部制限がかかり、２名で６０回程度となる見込みであるとの答弁でありました。

　次に、「総務費」「総務管理費」「諸費」「犯罪被害者等支援事業」の減額補正において、予算の執行状況に関する質疑があり、これについては、今回の補正は犯罪被害者週間に行う講演会が中止となったことによる不用額のみを減額するもので、現に犯罪被害者支援に執行した分の他は、今後犯罪被害者への支援が発生する可能性もあるため、予算は１００万円程度を担保しているとの答弁でありました。

　次に、「総務費」「選挙費」「参議院議員選挙費」及び「市議会議員選挙費」の減額補正において、立会人の報酬の減額理由に関する質疑があり、これについては、開票立会人の人数が法で３人以上１０人以内と決まっており、それぞれの選挙において上限１０人で２日分の予算を計上していたが、参院選は１０人に満たなかったこと、また市議選は午前０時までに終了し１日分となったことから減額となったとの答弁でありました。

　次に、「消防費」「常備消防費」「庁舎管理費」の減額補正において、減額理由である空調設備の整備手法の見直しに関する質疑があり、これについては、空調設備の経年による故障が頻発しているため、今年度に予定していた更新工事を取り止め、次年度以降に消防庁舎と関分署を一括でリース方式にて整備するとの答弁でありました。

　以上、総務分科会の審査報告といたします。