令和5年3月定例会　予算決算委員会委員長報告

　ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
　去る１０日の本会議で当委員会に付託のありました、議案第１５号から議案第２０号までの令和４年度各会計補正予算６議案、及び議案第２１号から議案第２７号までの令和５年度各会計予算７議案の審査に当たるため、２２日及び２３日の２日間にわたり委員会を開催しました。
　はじめに、議案第２１号　令和５年度亀山市一般会計予算について、議案第２２号　令和５年度亀山市国民健康保険事業特別会計予算について、議案第２３号　令和５年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計予算について、議案第２４号　令和５年度亀山市水道事業会計予算について、議案第２５号　令和５年度亀山市工業用水道事業会計予算について、議案第２６号　令和５年度亀山市下水道事業会計予算について、議案第２７号　令和５年度亀山市病院事業会計予算についての７議案の審査を行いました。
　その結果、議案第２１号　令和５年度亀山市一般会計予算については、物価高騰により市民生活が厳しい中で、市民や中小の商店、企業などを支援し、 市民生活を支えるための予算が盛り込まれていないなどの理由から反対討論がありました。
　そして、この議案については、採決の結果、賛成者多数で、原案のとおり可決することに決定しました。
　また、議案２２号から議案第２７号までの６議案については、採決の結果、いずれも全会一致で、原案のとおり可決することに決定しました。
　なお、委員会として、

　一つ、委員会の審査過程において出された意見を十分尊重して、計画的・効率的な予算の執行に取り組まれるとともに、第２次総合計画後期基本計画に位置付けた施策の具現化に向け、実施計画に掲載された事業の着実な推進に努められたい。

　一つ、令和５年度から第３次亀山市行財政改革大綱後期実施計画がスタートするが、大綱の具現化に向け、歳入の確保と徹底した歳出の削減に努め、早期に成果を上げられたい。

　一つ、地方交付税の振り替え措置である臨時財政対策債については、本来の地方交付税として交付されるよう、あらゆる機会を通じて国に働きかけられたい。

　一つ、債務負担行為については、件数も多く、期間も長期に渡るものも見受けられるが、これは将来の支出を担保するものであり、財政の硬直化にも繋がることから、十分精査したうえで予算計上されたい。

　以上、４点の意見を申し添えたところであります。

　次に、議案第１５号　令和４年度亀山市一般会計補正予算（第９号）について、議案第１６号　令和４年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算（第３号）について、議案第１７号　令和４年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算（第２号）について、議案第１８号　令和４年度亀山市水道事業会計補正予算（第２号）について、議案第１９号　令和４年度亀山市下水道事業会計補正予算（第２号）について、議案第２０号　令和４年度亀山市病院事業会計補正予算（第３号）についての６議案は、総務分科会、教育民生分科会、産業建設分科会にそれぞれ審査を分担したことから、審査の経過内容について、各分科会長から報告を受けました。
　各分科会長の報告に対する質疑及び議案に対する討論はなく、議案第１５号から議案第２０号までの６議案については、採決の結果、いずれも全会一致で、原案のとおり可決することに決定しました。
　以上、予算決算委員会の審査報告といたします。