このページの本文へ移動

令和4年12月定例会 総務委員会委員長報告

公開日 2022年12月20日

 ただいまから、総務委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る6日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、14日に委員会を開催いたしました。
 担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第75号 亀山市個人情報の保護に関する法律の施行等に関する条例の制定については、個人情報保護法において全国的な共通ルールが規定され、令和5年4月1日から施行されることに伴い、それぞれの自治体の条例において定めることとされた事項について規定するため、本条例を制定するものです。
 審査の過程では、亀山市個人情報保護審査会の組織に関する質疑があり、これについては、優れた識見を有する者として弁護士、税理士、行政職員など委員5人で組織し、委員の任期は2年であるとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第76号 亀山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、及び議案第77号 亀山市職員給与条例の一部改正については、令和4年8月8日の人事院勧告に鑑みた国の一般職に属する職員等の給与改定の取扱いに準じ、市の一般職に属する職員及び一般職の任期付職員の給与を改定するため、所要の改正を行うものです。
審査の過程では、特定任期付職員の人数に関する質疑があり、これについては、現時点で対象者はいないとの答弁でありました。
以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致でいずれも原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第81号 亀山市職員の定年の引上げ等に伴う関係条例の整備については、地方公務員法の一部が改正され、地方公務員の定年を段階的に引き上げる規定並びに管理監督職勤務上限年齢制及び定年前再任用短時間勤務制を導入する規定が令和5年4月1日より施行されること等から、関係する10の条例について、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、職員の定年延長に伴う新規職員採用への影響に関する質疑があり、これについては、組織の活性化の観点から、一定数の新規職員を確保する必要性は感じているとの答弁でありました。
 次に、人件費の財政面への影響に関する質疑があり、これについては、職員の定年延長に伴い、現在の再任用制度より人件費は若干増えるが、一方で一定数の新規採用職員が減ることもあり、総額としては大きく増加しないと考えているとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第108号 三重県市町総合事務組合規約の変更に関する協議については、三重県市町総合事務組合で共同処理する事務である「物品及び業務委託に係る入札参加資格申請書の受付及び審査の共同化に関する事務」に、新たに伊勢市及び松阪市が加入することから、規約の変更に関して協議することについて、議会の議決を求めるものです。
 審査の過程では、規約の変更内容に関する質疑があり、これについては、共同処理する事務に変更はなく、伊勢市及び松阪市が加入することによる変更であるとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 以上、総務委員会の審査報告といたします。