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令和4年9月定例会 教育民生分科会長報告

公開日 2022年09月27日

 ただいまから、教育民生分科会における審査の経過について報告いたします。
 去る7日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、14日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第57号 令和4年度亀山市一般会計補正予算(第3号)についての内、当分科会所管分、歳入の「国庫支出金」「国庫補助金」「教育費国庫補助金」「外国人受入環境整備交付金」の増額補正において、外国人の相談窓口の現状と補正内容に関する質疑があり、これについては、現在、ポルトガル語の通訳は欠員で、英語の通訳1名のみとなっている。今回の補正では、通訳の人件費や翻訳の委託等にかかる経費を600万円と見込み、その2分の1について国から補助金が交付されるものであるとの答弁でありました。
 次に、「寄附金」「民生費寄附金」「児童福祉費寄附金」の増額補正において、寄附金を当初予算に計上している和田保育園の増築事業の財源に充てることについて、寄附者へ報告しているのかとの質疑があり、これについては、企業版ふるさと納税にかかる寄附金の要件に該当し、また、寄附者が待機児童対策への活用を希望していたことから、当該事業の財源に充てることとしたもので、寄付者にも納得いただいているとの答弁でありました。
 次に、寄附金3,000万円を和田保育園増築事業の財源に充当することで減額となる一般財源の使途に関する質疑があり、これについては、今後、政策的な判断がなされていくことになるが、寄附者の意思も踏まえ、福祉政策に活用すべく事業立案していくとの答弁がありました。
 次に、歳出の「教育費」「小学校費」「教育振興費」「特色ある学校づくり事業」の増額補正において、起業体験教育推進事業の研究指定校の選定基準に関する質疑があり、これについては、令和元年度に亀山東小学校と白川小学校を研究指定校としたが、新型コロナウイルス感染症の影響により事業が中止となっていた。このたび事業が再開されることとなり、再度この2校を選定した。亀山東小学校は、亀山大市に出店し、東町商店街と共同して学習を行っており、また、白川小学校は、炭焼きとその販売を行うなど、両校とも既に起業体験学習に取り組んでいることから、更に研究を進め、各学校に還流する目的で選定したとの答弁でありました。
 次に、「債務負担行為補正」「追加」「地区コミュニティセンター等指定管理料」において、指定管理料は各まちづくり協議会の活動内容に応じて分配するものではないのかとの質疑があり、これについては、今回の債務負担行為補正で計上した指定管理料は、施設管理に伴う維持管理費及び職員の人件費であり、まちづくり協議会の活動に対する助成は、別途地域予算制度で対応しているとの答弁でありました。
 以上、教育民生分科会の審査報告といたします。