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令和4年9月定例会 産業建設委員会委員長報告

公開日 2022年09月27日

 ただいまから、産業建設委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。

 去る7日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、13日に委員会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。

 議案第53号 亀山市急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の制定については、三重県では、急傾斜地の崩壊による災害から国民の生命を保護するため、住民からの要望に基づき急傾斜地崩壊対策事業を実施しており、その経費の一部を市が負担しているが、当該事業の実施により特に利益を受ける者から分担金を徴収するため、この条例を制定するものです。

 審査の過程では、急傾斜地崩壊対策事業の採択要件に関する質疑があり、これについては急傾斜地の傾斜度が30度以上かつ高さが5メートル以上の自然斜面であること、受益者の負担の支払いが可能であることなど、これらに該当した上で、地元から要望書を提出していただくとの答弁でありました。

 次に、第2条の特に利益を受ける者とは誰かとの質疑があり、これについては、急傾斜地の所有者及びその周辺に居住する住民であり、本事業が住民からの要望に基づき実施される事業であることから、所有者及び周辺住民の協議により受益者を決定していただくとの答弁でありました。

 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第56号 亀山市手数料条例の一部改正については、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部が改正され、令和4年10月1日から、建築行為を伴わない既存住宅に対する長期優良住宅建築等計画等の認定を申請することができる制度が施行されることから、当該申請に係る手数料を定めるため、所要の改正を行うものです。また、建築基準法の一部が改正されたことに伴い、併せて所要の改正を行うものです。

 審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第68号から議案第70号までの市道路線の認定3件については、開発行為により設置された新規路線である小下2号線、田村25号線及び田村26号線の市道路線の認定について、議会の議決を求めるものです。

 審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、市道が他市の道路と接しているが、どのように管理するのかとの質疑があり、これについては、今回の路線は、明確に管理区分が決められているので、各市がその区分に応じて管理していくとの答弁でありました。

 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 以上、産業建設委員会の審査報告といたします。