令和4年3月定例会 産業建設委員会委員長報告
公開日 2022年03月28日
ただいまから、産業建設委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
去る10日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、15日に委員会を開催いたしました。
まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
はじめに、議案第5号 亀山市産業振興条例の一部改正については、引き続き新規産業の創出や既存企業の新規設備投資による産業立地の促進を図る必要があることから、新型コロナウイルス感染症の影響等による企業立地を取り巻く環境変化を踏まえた見直しを行った上で制度の終期を延長するため、所要の改正を行うものです。
審査の過程では、今後の終期の延長の考え方に関する質疑があり、これについては、今後、新たな工業用地の検討を進めるとともに、既存企業の新規投資や事業拡充も対象となることから、それらも見込んで検討が必要と考えているとの答弁でありました。
以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
次に、議案第6号 亀山市水道事業等企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正については、会計年度任用職員または単純労務職員として任用される水道事業等企業職員の給与の種類及び基準に関する規定を整備するため、所要の改正を行うものです。
審査の過程では、今回の改正でいつまで遡及するのかとの質疑があり、これについては、令和2年4月1日から会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例が施行されていることから、それに合わせて遡及適用するとの答弁でありました。
以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
次に、議案第23号及び議案第24号の市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である本町17号線及び阿野田39号線の市道路線の認定について、議会の議決を求めるものです。
審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
なお、委員会として、亀山市水道事業等企業職員の給与の種類及び基準に関する条例について、条例改正を失念していたことは、市民の信頼を損なうものであり、今後はこのようなことがないようコンプライアンス意識の向上に努め、適切に対処されたいとの意見を申し添えます。
以上、産業建設委員会の審査報告といたします。