令和4年3月定例会 総務委員会委員長報告
公開日 2022年03月28日
ただいまから、総務委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
去る10日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、17日に委員会を開催いたしました。
まず、担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
はじめに、議案第7号 亀山市消防団条例の一部改正については、災害が多発化・激甚化する中、消防団員の負担が増加していることから、国において「非常勤消防団員の報酬等の基準」が定められるとともに、市町村は、当該基準を踏まえた消防団員の報酬等の見直しを検討するよう消防庁長官から通知があったため、所要の改正を行うものです。
審査の過程では、全国的に消防団員数が減少しているが、当市はどのような状況であるのかとの質疑があり、これについては、亀山市消防団条例における団員の定員は415名で、現時点での団員数は391名である。団員数は若干減少傾向にあるものの、充足率は94%であり、県内でも平均程度であるため充足していると認識しているとの答弁でありました。
次に、若年層の入団者数に関する質疑があり、これについては、若年層は、全体の構成の中では少ない状況である
との答弁でありました。
次に、報酬及び費用弁償は、消防団ではなく、消防団員個人に直接支給されているのかとの質疑があり、これについては、当市は平成24年4月から消防団員個人に支給しているとの答弁でありました。
以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
次に、議案第8号 亀山市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律が公布され、独立行政法人福祉医療機構が行う厚生年金制度、国民年金制度及び労働者災害補償保険制度に基づき支給される年金たる給付の受給権を担保とした小口の資金の貸付けが令和4年4月1日から廃止されることとなったため、所要の改正を行うものです。
審査の過程では、消防団員が出動した際、公務災害に遭った場合の災害補償の受取りに関する質疑があり、これについては、当市では年金で支払った事例はなく、療養補償がほとんどである。例えば、操法訓練を行った際の怪我の治療のための支払いなどがあったとの答弁でありました。
以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
以上、総務委員会の審査報告といたします。