令和4年3月定例会 産業建設分科会長報告
公開日 2022年03月28日
ただいまから、産業建設分科会における審査の経過について報告いたします。
去る10日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、15日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
議案第9号 令和3年度亀山市一般会計補正予算(第11号)についての内、当分科会所管分、歳入の「寄附金」「農林水産業費寄附金」の増額補正において、ふるさと納税をする際の基金の分け方に関する質疑があり、これについては、ふるさと納税をされる方の意思で寄附金を積み立てる基金を指定していただく仕組みであるとの答弁でありました。
次に、歳出の「農林水産業費」「農業振興費」「農業人材力強化総合支援事業」の減額補正において、事業内容及び減額理由に関する質疑があり、これについては、新規就農者に年間最大150万円を助成する制度で、2名分を予算計上していたが、今年度はこの事業を希望する人がいなかったため減額するものであるとの答弁でありました。
次に、「農林水産業費」「林業振興費」「森林経営管理事業」の減額及び「諸支出金」「基金費」「森林環境整備基金費」「森林環境整備基金積立金」の増額補正において、森林経営管理事業の減額理由と森林環境整備基金積立金との関連に関する質疑があり、これについては、森林経営管理事業は森林環境譲与税を活用して事業を進めているところであるが、境界の明確化等に非常に時間を要しているため減額するもので、執行残額は、森林環境整備基金として積立していくとの答弁でありました。
次に、「商工費」「商工業振興費」「経済支援対策事業」の減額補正において、事業の実績及び減額理由に関する質疑があり、これについては、対象者を個人、法人を含めて
1,840件と見込み、1事業者最大5万円として予算計上していたものであるが、三重県の補助制度と支援内容や期間が一部重複し、県の補助上限が最大10万円であったこともあり、実績としては211件であったとの答弁でありました。
次に、第2表「繰越明許費補正」「追加」「土木費」「都市計画費」において、繰越の理由に関する質疑があり、これについては、一般事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により都市計画審議会の開催が遅れ、木崎新所線の都市計画変更の手続きに遅れが生じたため、また、都市づくり戦略推進事業は、井田川地区のエリアプランの作成や関ヶ丘の用途地域の変更等に遅れが生じているため繰り越すものであるとの答弁でありました。
次に、議案第12号 令和3年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第13号 令和3年度亀山市水道事業会計補正予算(第1号)について及び議案第14号 令和3年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)については、質疑等はございませんでした。
以上、産業建設分科会の審査報告といたします。