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令和3年12月定例会 総務委員会委員長報告

公開日 2021年12月21日

 ただいまから、総務委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る7日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、15日に委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第85号 亀山市行政組織条例の一部改正については、本市の組織・機構は、平成30年度に第2次亀山市総合計画に掲げた施策を着実に推進するとともに、職員のマネジメント能力を育成、強化するため、部・室制から部・課・グループの3層体制としました。そして、この4年間の組織・機構を検証する中で見えてきた課題を解決する必要があることから、更なる改革を実施するため、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、今回、総合政策部を政策部と総務財政部に分ける具体的な理由に関する質疑があり、これについては、総合政策部という大きな組織としたことで、事業の推進に効果はあったが、厳しい財政状況や様々な社会環境の変化の中で、専門性を高めることにより、政策と財政面で相互牽制を図り、バランスの取れた行政経営を進めていくことが重要となってきているとの答弁でありました。
 次に、地域公共交通に関する事項をなぜ政策部に移すのかとの質疑があり、これについては、公共交通は、リニア市内停車駅の誘致が新たな局面を迎えており、既存の地域公共交通と併せて総合的に推進し、持続可能な交通ネットワークの形成を図り、コンパクトシティ・プラス・ネットワークの実現を目指すためであるとの答弁でありました。
 次に、スポーツの推進に関する事項を健康福祉部に移すが、スポーツをどのように位置づけているのかとの質疑があり、これについては、スポーツには、競技スポーツ、生涯スポーツ、レクリエーションスポーツなどがあり、非常に幅広い考え方があるが、運動は健康面と非常に密接な関係があることから、健康福祉部で一体となって健康都市を推進していくとの答弁でありました。
 次に、観光に関する事項をなぜ産業環境部に移すのかとの質疑があり、これについては、観光と物産とは密接な関係があることから、今回、観光と商工の部門を一緒にするとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、総務委員会の審査報告といたします。