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令和3年12月定例会 教育民生分科会長報告

公開日 2021年12月20日

  

 ただいまから、教育民生分科会における審査の経過について報告いたします。

 去る7日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、14日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。

 議案第92号 令和3年度亀山市一般会計補正予算(第8号)についての内、当分科会所管分、「総務費」「戸籍住民基本台帳費」「証明書等コンビニ交付事業」の増額補正において、どの程度の利用件数の増加を見込んでいるのかとの質疑があり、これについては、3箇月で1,650枚を見込んでいるとの答弁でありました。

 次に、「民生費」「児童福祉費」「児童福祉総務費」「放課後児童クラブ運営費」の増額補正において、補正の内容に関する質疑があり、これについては、現状では令和4年度に待機児童の発生が見込まれることから、亀山西小学校区及び亀山東小学校区の2校区で1箇所、川崎小学校区で1箇所、計2箇所の開設支援を行うものであるとの答弁でありました。

 次に、亀山西小学校区及び亀山東小学校区に新設予定の放課後児童クラブの場所や事業者等に関する質疑があり、これについては、基本的には民設で行う予定であり、市内で事業実績のある複数の事業者から、空き店舗等を活用した事業実施の意向を確認しており、現在、選定作業を進めているとの答弁でありました。

 次に、「民生費」「児童福祉費」「保育所費」「障がい児支援事業」の増額補正において、補正内容に関する質疑があり、これについては、公立保育所において、特別な支援を要する子どもに対応する介助員、加配保育士及び看護師など、当初の想定以上に職員が必要となったことから、今年度、必要となる人数の経費を計上しているとの答弁でありました。

 次に、「衛生費」「保健衛生費」「火葬施設費」「施設管理費」及び「衛生費」「清掃費」「塵芥処理費」「施設管理費」の増額補正において、コークスの高騰の要因に関する質疑があり、これについては、コロナ禍において、原料である石油、石炭の生産量及び供給量の減少により、コークスの価格が、令和3年度当初、1トンあたり7万3000円だったものが、10月になり10万3620円と高騰してきていることが要因であるとの答弁でありました。

 次に、第2表「繰越明許費補正」「追加」「教育費」「図書館整備事業」において、図書館家具工事の年度内完成が見込めない要因に関する質疑があり、これについては、図書館建設工事と併せて実施しており、その工事スケジュールに合わせて調整していることから繰越になるとの答弁でありました。

 次に、議案第93号 令和3年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、第2表「債務負担行為補正」「追加」「健康づくりのてびき発行事業」において、手帳の内容や発行部数に関する質疑があり、これについては、検診案内などを毎年見直して掲載しており、市内全戸に配布するため、17,000冊分の予算を計上しているとの答弁でありました。

 次に、第2表「債務負担行為補正」「追加」「電話健康相談業務委託料」において、事業の実績に関する質疑があり、これについては、体の健康に関する相談が一番多く、令和2年度の相談件数は564件であるとの答弁でありました。

 次に、「諸支出金」「基金費」「国民健康保険事業運営基金」の増額補正において、基金残高に関する質疑があり、これについては、今回、4,600万円を積み立てることで、令和3年度末の基金残高は、6,614万9,633円となる見込みであるとの答弁でありました。

 次に、議案第94号 令和3年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)については、質疑等はございませんでした。

 以上、教育民生分科会の審査報告といたします。