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令和3年第2回臨時会 委員長報告

公開日 2021年11月12日

予算決算委員会

  ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。

 昨日の本会議で当委員会に付託のありました、議案第82号 令和3年度亀山市一般会計補正予算(第6号)についての審査に当たるため、同日当委員会を開催いたしました。

 まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。

 歳出の「衛生費」「保健衛生費」「予防費」「予防衛生事業」の増額補正において、ワクチン接種業務を担う医師、看護師の人件費に関する質疑があり、これについては、医師が1万2,000円、看護師が4,500円で単価に変更はないが、接種体制の強化のため、国の上乗せ制度として補助事業について県から発表があり、各医療機関に支払う補助金を今回の補正に計上しているとの答弁でありました。

 次に、3回目の接種開始時期に関する質疑があり、これについては、3回目の接種は2回目接種から8か月を経過した方が対象となることから、医療従事者が12月下旬から来年1月、一般の方が来年1月中旬から下旬を目途に接種を開始できるよう検討しているとの答弁でありました。

 次に、歳出の「商工費」「商工業振興費」「経済支援対策事業」の増額補正において、多くの事業者が参加できるよう、1事業者に支給するチケットを200冊に限定しない方がよいのではないかとの質疑があり、これについては、100冊、200冊の2段階にすることも検討したが、精算が不要であり、結果として余ればその分は販売促進に充てられることから、事業者は200冊を選択すると推測したとの答弁でありました。

 次に、事業者の応募数が予算の300件を超えた場合の対応に関する質疑があり、これについては、追加補正は行わず、この事業を検証した結果、効果があるのであれば、令和4年度に再度事業立案について考えていくとの答弁でありました。

 次に、「教育費」「小学校費」及び「中学校費」「教育振興費」「情報教育推進事業」の増額補正において、児童・生徒用タブレット端末に導入するフィルタリングソフトの内容に関する質疑があり、これについては、有害サイトに接続できないよう設定できるほか、利用時間の制限やインターネットを介して端末に侵入する有害ソフトの遮断などができるとの答弁でありました。

 次に、小・中学生が自宅にタブレット端末を持ち帰れる時期に関する質疑があり、これについては、冬休み中にフィルタリングソフトの設定を行い、3学期当初から運用したいと考えているとの答弁でありました。

 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で、原案のとおり可決することに決定しました。

 以上、予算決算委員会の審査報告といたします。