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令和3年9月定例会 教育民生分科会長報告

公開日 2021年09月28日

 ただいまから、教育民生分科会における審査の経過について報告いたします。

 去る8日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、15日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。

 議案第70号 令和3年度亀山市一般会計補正予算(第5号)についての内、当分科会所管分、「民生費」「児童福祉費」「児童措置費」の母子生活支援施設措置費の増額補正において、施設の内容と措置費が増えた理由に関する質疑があり、これについては、DV等で支援が必要な母子を受け入れる施設であり、当初の想定より施設利用者が少ないため、1世帯当たりの単価が上昇し、増額補正するものであるとの答弁でありました。

次に、「民生費」「生活保護費」「生活保護総務費」の一般管理費の増額補正において、RPA導入による効率化と職員の負担軽減に関する質疑があり、これについては、被保護者が医療機関へ通院する場合に交付している医療券や調剤券などの発行業務にRPAを導入するもので、これまで多量で煩雑なこの業務に月36時間程度要していた時間が不要となるとの答弁でありました。

 次に、「衛生費」「保健衛生費」「火葬施設費」の施設管理費の増額補正において、耐火煉瓦の緊急修繕の理由に関する質疑があり、これについては、5年ごとに1炉ずつ耐火煉瓦を積み直しているが、今回の保守点検により、剥離または崩落の恐れがあるという点検結果であったため、補正予算を計上したものであるとの答弁でありました。

 次に、「教育費」「小学校費」「学校管理費」の一般管理費及び「中学校費」「学校管理費」の一般管理費の増額補正において、小中学校に配置するための生理用品の配布時期に関する質疑があり、これについては、補正予算成立後、速やかに手続きを進めていくとの答弁でありました。

 次に、第2表「債務負担行為補正」の図書館展示製作業務委託料の追加において、委託料の内訳に関する質疑があり、これについては、展示に係る造作、展示台やケース、グラフィックが大きな構成要素になっており、コーナーサインや、亀山の文化人などを紹介するシート、映像機器類、照明、デザイン料などが含まれてくるとの答弁でありました。

 次に、展示台及びケースの仕様に関する質疑があり、これについては、既製品で買うということではなく部屋の造作に合わせて特別に造るものであるとの答弁でありました。

 次に、入札方法に関する質疑があり、これについては、分割して発注ということではなく、美術館、博物館、図書館などのディスプレイ一式を行う業者に一括発注をしたいと考えているとの答弁でありました。

 以上、教育民生分科会の審査報告といたします。