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令和3年6月定例会 教育民生委員会委員長報告

公開日 2021年06月28日

 ただいまから、教育民生委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。

 去る14日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、22日に委員会を開催いたしました。

 まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。

 議案第48号 亀山市国民健康保険税条例の一部改正については、国の「新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険料(税)の減免等について」の通知において、令和3年度における新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険税の減免の取扱いについて示されたことから、その要件を満たす被保険者等に対して国民健康保険税が減免できるよう、所要の改正を行うものです。

 審査の過程では、本会議の議案質疑に対する答弁において、減免の対象者への通知は、本人の承諾なしではできないような答弁であったが、税情報の目的外使用の申請により可能ではないのかとの質疑があり、これについては、対象者を抽出することは、税情報の目的外使用の趣旨から外れるものと考えるとの答弁でありました。

 次に、毎年目的外使用の申請を行い、所得を把握して国民健康保険税を課税しているのに、なぜできないのかとの質疑があり、これについては、税情報は、昨年度の確認はできるが、今年度は、本人の申請により決定するもので、活用は難しい。そのため、制度の概要について、市広報やホームページに掲載するほか7月中旬に国民健康保険税の通知書を送付する際に、国民健康保険税の減免に関するお知らせチラシを同封し、周知を図っていくとの答弁でありました。

 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 なお、執行部におかれましては、質疑に対しては十分に準備した上で、的確に答弁をされたいとの意見を申し添えます。

 以上、教育民生委員会の審査報告といたします。