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令和3年6月定例会 産業建設委員会委員長報告

公開日 2021年06月28日

 ただいまから、産業建設委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。

 去る14日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、21日に委員会を開催いたしました。

 まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。

 はじめに、議案第47号 亀山市手数料条例の一部改正については、建築基準法第7条の3第1項及び第6項の規定による特定工程及び特定工程後の工程の一部が改正され、令和3年7月1日から中間検査の対象となる建築物に市が所管する規模の建築物が含まれることとなることから、所要の改正を行うものです。また、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が改正され、令和3年9月1日から、地方公共団体情報システム機構は、個人番号カードの発行に係る事務に関し、地方公共団体情報システム機構が定める額の手数料を徴収することができるとされたことから、併せて所要の改正を行うものです。

 審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第49号 亀山市農林水産事業分担金条例の一部改正については、台風その他の災害による倒木被害によりライフラインを寸断するおそれのある樹木を事前に伐採することで防災対策及び減災対策を進め、市民の安全で安心な暮らしを守るため、災害からライフラインを守る事前伐採事業を実施するに当たり、ライフライン事業者から地方自治法の規定による分担金を徴収するため、所要の改正を行うものです。

 審査の過程では、条例改正の背景及び趣旨において、「みえ森と緑の県民税の活用」についての説明が不足していたのではないかとの質疑があり、これについては、「みえ森と緑の県民税」との関係については重要なポイントであり、今後は肝心なところを落とさないよう整理するとの答弁でありました。

 次に、事前伐採を行う土地の所有者が不明な場合の対応に関する質疑があり、これについては、登記簿謄本や地域の方からの情報を踏まえて調査するが、最終的に所有者が判明しない場合は、伐採できないと考えているとの答弁でありました。

 次に、市道や県道沿いなどの伐採の場合、地元の自治会に事前説明を行うのかとの質疑があり、これについては、事前に説明させていただく予定であるとの答弁でありました。

 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第53号から議案第62号までの10件の市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である高塚3号線、高塚4号線、高塚5号線、和田33号線、和田34号線、和田35号線、和田36号線、川合46号線、川合47号線、及び川合48号線の市道路線の認定について、議会の議決を求めるものです。

 担当部長の説明の後、はじめに現地確認を行い、審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 以上、産業建設委員会の審査報告といたします。