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令和3年3月定例会 産業建設分科会長報告

公開日 2021年03月27日

 ただいまから、産業建設分科会における審査の経過について報告いたします。
去る10日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、15日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第16号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第12号)についての内、当分科会所管分、歳入の「市債」「土木債」「亀山駅周辺整備事業債(合併特例債)」の減額補正、及び「都市計画事業債」の増額補正について、それぞれの増減に関する質疑があり、これについては、国の第3次補正による新たな財源により、駅前広場整備の工事費が令和2年度に繰り上がり、また、市道御幸7号線に係る用地費、補償費などが追加されるなど、財源の入れ替わりが生じているとの答弁でありました。
 次に、これは国等からの指示なのか、それとも市の判断なのかとの質疑があり、これについては、駅前再開発事業の中で、2ブロックの再開発は合併特例債を、都市計画道路は都市計画事業債をそれぞれ充当している中で、国の事業費の増減によって、今回、合併特例債は減額、都市計画事業債は増額となったとの答弁でありました。
 次に、歳出の「総務費」「総務管理費」「災害対策費」「木造住宅補強事業」の減額補正において、減額理由に関する質疑があり、これについては、住宅耐震診断は、当初120棟を予定していたが現在90棟、住宅耐震補強工事は、10棟を予定していたが現在5棟、住宅耐震補強計画は、10棟を予定していたが現在6棟、住宅除却は、50棟を予定していたが現在60棟と、これらの棟数の変更により減額になったとの答弁でありました。
 次に、歳入の「県支出金」「県補助金」「農林水産業費県補助金」「新規就農者総合支援事業費補助金」及び、歳出の「農林水産業費」「農業振興費」「農業人材力強化総合支援事業」の減額補正において、なぜ歳入と歳出で事業名を変えているのかとの質疑があり、これについては、農業次世代人材投資事業実施要綱に基づくものであるが、県の事業名が農業人材力強化総合支援事業という名称になっているためであるとの答弁でありました。
 次に、減額になったのは、地域との事前協議などの進め方に問題があったのではないかとの質疑があり、これについては、様々なチェックをしていく中で、地域の同意も審査項目の1つであり、市も当該農業者の方と地域の間で橋渡しをしていたが、最終的に地域の同意が得られなかったとの答弁でありました。
 次に、歳出の「労働費」「労働諸費」「団体支援事業」及び、「商工費」「商工業振興費」「団体支援事業」の減額補正において、ファミリーフェスタ及び大市が中止となり、補助金が減額されるが、次回以降の支援に影響はあるのかとの質疑があり、これについては、いずれもイベントに対する補助金であり、来年度以降実施されれば補助金は出させていただく予定であるとの答弁でありました。
 次に、議案第19号 令和2年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について、議案第20号 令和2年度亀山市水道事業会計補正予算(第2号)について、議案第21号 令和2年度亀山市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について及び、議案第22号 令和2年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第2号)については、質疑等はございませんでした。
 以上、産業建設分科会の審査報告といたします。