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令和3年3月定例会 産業建設委員会委員長報告

公開日 2021年03月27日

 ただいまから、産業建設委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
去る10日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、15日に委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 はじめに、議案第11号 亀山市手数料条例の一部改正については、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部が改正され、現在、非住宅部分の床面積の合計が2,000㎡以上の建築物を対象としている建築物エネルギー消費性能適合性判定について、令和3年4月1日から300㎡以上の建築物に見直されることにより、市が所管する規模の建築物についても、新たに適合性判定の対象となることから、所要の改正を行うものです。また、低炭素建築物新築等計画認定等の審査業務等に係る所要時間は、適合性判定と同等として差し支えないことが国から通知されたため、併せて所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、今回の改正によって、市内でどれほど影響を受けるのかとの質疑があり、これについては、過去3年の申請件数は、平成29年度に低炭素建築物新築等計画認定に係る申請が1件、令和元年度に建築物エネルギー消費性能適合性判定の対象が1件であったことから、ほとんど申請はないと思われるとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第15号 亀山市道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正については、道路構造令が改正され、本条例で引用している条項が繰り下げられたことに伴い、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第32号から議案第39号までの8件の市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である川合45号線、北鹿島10号線、北鹿島11号線、名越27号線、名越28号線、羽若39号線、羽若40号線及び野尻12号線の市道路線の認定について、また、議案第40号の市道路線の廃止については、一般交通の用に供する必要がなくなった、みずほ台56号線の廃止について、議会の議決を求めるものです。
 審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、市道路線を廃止するみずほ台56号線の存在は、開発行為によって判明したのか、あるいは以前から確認が取れていたが、廃止をする機会がなかったのかとの質疑があり、これについては、今回、開発によって発覚した。このような道路は他にもあると思うが、全ては把握していないとの答弁でありました。
 次に、行き止まりの路線が多いが、「通り抜けできません」といった表示はできないのかとの質疑があり、これについては、自治会などから要望があれば看板を設置しているところもあるとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、産業建設委員会の審査報告といたします。