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令和2年12月定例会 産業建設委員会委員長報告

公開日 2020年12月18日

 ただいまから、産業建設委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。

 去る7日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、11日に委員会を開催いたしました。

 まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。

 はじめに、議案第83号の亀山市水道事業等の設置等に関する条例の一部改正については、菅内町地内に計画中である事業用地の造成に伴い、給水区域を拡張する必要があることから、水道法に基づく変更の届出を行うに当たり、事業計画における給水人口及び1日最大給水量を見直したことにより、所要の改正を行うものです。

 審査の過程では、1日最大給水量の見直しは、新しく拡張した菅内地区の6.7ヘクタールとシャープの水量のみを勘案し、テクノヒルズの拡張や他の企業系の水道量等は勘案していないのかとの質疑があり、これについては、1日最大給水量は、工場用水だけで算出したわけではなく、生活用、業務営業用、工場用についても北中勢水道以外の工場と北中勢水道に関する工場とに分けて算出しており、北中勢水道の分の工場用が大きく増加することから、3万1,500立法メートルとなったとの答弁でありました。

 次に、菅内町地内の当該地区における都市マスタープランでの位置付けに関する質疑があり、これについては、今回の事業予定地の土地利用の配置方針としては、関インターチェンジから交通の利便性が高い県道鈴鹿関線の沿道であり、近隣の鈴鹿市の土地利用に合わせた物流系土地利用の誘導を検討する幹線道路沿道ゾーンに隣接したエリアになっており、都市マスタープランとの整合は図られているとの答弁でありました。

 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第93号及び議案第94号の損害賠償の額を定めることについては、田村町地内の農業集落排水処理施設田村地区浄化センターにおける汚水流出事故に伴う損害賠償の額を定めることについて、議会の議決を求めるものです。

 審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第95号の市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である川合44号線の市道路線の認定について、議会の議決を求めるものです。

 審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第96号及び議案第97号の市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である和田31号線及び和田32号線の市道路線の認定について、議会の議決を求めるものです。

 審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第98号の市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である能褒野51号線の市道路線の認定について、議会の議決を求めるものです。

 審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

 次に、議案第99号、議案第100号、議案第101号及び議案第102号の市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である西町3号線、西町4号

線、西町5号線及び西町6号線の市道路線の認定について、議会の議決を求めるものです。

 審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、西町3号線から駅前2号線に出るところは、左への一方通行となっているが、標識が見えにくく、誤って右折する可能性があるのではないかとの質疑があり、これについては、開発協議の中で、一方通行の標識を設置することで防げるとの考えから開発許可になったとの答弁でありました。

 なお、この一方通行の標識については、事故があってはいけないので、今後、様子を見ていただきたいとの意見がありました。

 以上のような議論を経て、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。

以上、産業建設委員会の審査報告といたします。