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令和2年12月定例会 産業建設分科会長報告

公開日 2020年12月18日

 ただいまから、産業建設分科会における審査の経過について報告いたします。

 去る7日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、11日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。

 議案第85号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第9号)についての内、当分科会所管分、歳入の「県支出金」「県補助金」「災害復旧費県補助金」「農林水産業施設災害復旧費補助金」、「市債」「災害復旧債」「農林水産業施設災害復旧債」及び、歳出の「災害復旧費」「現年発生農林水産業施設災害復旧費」「林業施設災害復旧事業」の増額補正、並びに、繰越明許費補正の「災害復旧費」「林業施設災害復旧事業」の追加について、林道鈴鹿南線の災害復旧工事は、年度内完成が見込めないということであるが、どのような状況なのかとの質疑があり、これについては、現在、白木町及び安坂山町の災害箇所が通行止めとなっている。12月15日に林野庁の災害査定の審査を受け、来年1月中旬頃に災害額が確定し、その後、入札を行い、早くて2月末に契約、3月から工事に入り、工事期間は5か月程度を予定しているとの答弁でありました。

 次に、歳出の「商工費」「商工総務費」「地域生活交通再編事業」の増額補正において、乗合タクシーの1日当たりの平均利用者数に関する質疑があり、これについては、本年4月1日から10月31日までの平均利用者数は10.3人である。10月だけの平均では13.8人となり、運行開始後、最も多く利用していただいたとの答弁でありました。

 次に、乗合タクシーの利用者が増えることでタクシー会社の負担も増え、タクシーが足りなくなるなどの状況は発生していないのかとの質疑があり、これについては、事業者からは、コロナ禍の影響で、タクシーの一般の利用者が非常に少なくなっており、乗合タクシーの利用の増加は非常に助かっていると聞いているとの答弁でありました。

 次に、コミュニティバスの南部ルート運行委託料の補正が他のルートに比べて高額であるのはなぜかとの質疑があり、これについては、南部ルートは、バスの便数が多く、運行距離が長いため、補助金の額が多いので、市の負担額への影響も大きいとの答弁でありました。

 次に、議案第88号 令和2年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第89号 令和2年度亀山市水道事業会計補正予算(第1号)について及び議案第90号 令和2年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)については、質疑等はございませんでした。

 以上、産業建設分科会の審査報告といたします。