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令和2年12月定例会 総務委員会委員長報告

公開日 2020年11月27日

 ただいまから、総務委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。

 先ほどの本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、当委員会を開催いたしました。

 まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。

 議案第78号 亀山市職員給与条例の一部改正について、及び議案第79号 亀山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正については、令和2年10月7日の人事院勧告に鑑みた国の一般職に属する職員、及び一般職の任期付職員の給与改定の取扱いに準じ、市の一般職に属する職員、及び一般職の任期付職員の期末手当の支給割合を改定するため、所要の改正を行うものです。

 審査の過程では、今回の改正により減額される期末手当の合計額と、具体的にどのような福利厚生に充てるのかとの質疑があり、これについては、約920万円が減額となり、職員が職務にあたるときのマスクやアルコール消毒薬、サーモグラフィー等の購入を検討しているとの答弁でありました。

 次に、他市の状況について質疑があり、これについては、三重県及び桑名市を除く県内12市も本市と同様であるとの答弁でありました。

 次に、職員のモチベーションの低下について質疑があり、これについては、職員組合からは、モチベーションが保てないので考慮してほしいとの話もあったが、引き下げについては組合も一定の理解をしていることを組合員にも伝えていただいており、削減分を職場環境の充実に使わせていただくとの答弁でありました。

 次に、人事院勧告に従って給与を下げる理由が、民間との比較がかなり大きく考慮され、他の様々なことが均等に考慮されていない中での判断であり、コロナ禍の中で、拙速に引き下げる必要性が感じられないなどの理由から反対討論がありました。

 以上のような議論を経て、採決の結果、賛成者多数でいずれも原案のとおり可決することに決定しました。

 以上、総務委員会の審査報告といたします。