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令和2年第2回臨時会 委員長報告

公開日 2020年11月12日

予算決算委員会

 ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 昨日の本会議で当委員会に付託のありました、議案第74号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第8号)について、議案第75号 令和2年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、及び議案第76号 令和2年度亀山市病院事業会計補正予算(第3号)についての3議案の審査に当たるため、当委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長から説明を受けた後、一括して質疑に入り、審査を行いました。
 審査の過程では、議案第74号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第8号)について、歳出の「民生費」「児童福祉費」「保育所費」、「教育費」「小学校費」「学校管理費」、「教育費」「中学校費」「学校管理費」、「教育費」「幼稚園費」の修繕料の増額補正において、小中学校等の約2,500箇所ある水栓の取替に際し、業者選定及び発注はどのように考えているのかとの質疑があり、これについては、緊急コロナ対策としてスピード感も重視する必要があるので、1者を選定するのか、複数業者で対応するのかについては、指名審査会等で検討していく必要があるが、基本的には入札・契約制度に基づき入札により対応するとの答弁でありました。
 次に、入札で1者に決定してしまうと、迅速に対応できる地域の水道事業者が入れなくなるが、どのように考えているのかとの質疑があり、これについては、市内に水道事業者はたくさんあるので、道路舗装では地域担当を決めたりする方法もあることから、事前に入札の方法を決め、スピード感を重視して対応するとの答弁でありました。
 次に、「教育費」「中学校費」「学校管理費」「備品購入費」の増額補正において、サーモグラフィー機器の購入時期と、想定している使用頻度に関する質疑があり、これについては、議決の後、速やかに発注する。また、学校の規模や行事の時期により差はあるが、月1・2回程度の使用を想定しているとの答弁でありました。
 次に、今後、地域の方が参加する運動会等では、サーモグラフィーの設置が必須になるのかとの質疑があり、これについては、規模や行事内容によっては必ず使わなければならないものではなく、基本的に運用は学校で進めていくとの答弁でありました。
 次に、議案第76号 令和2年度亀山市病院事業会計補正予算(第3号)について、「収益的支出」「病院事業費用」「医業費用」の「材料費」及び「経費」、「資本的支出」「建設改良費」の「建設費」及び「固定資産購入費」の増額補正において、亀山発熱検査外来の小児が週2日、1時間ずつで、市民が必要とする検査体制であると認識しているのかとの質疑があり、これについては、市内開業医もあることから、まずは週2日で進め、状況を見て医師会と協議していくとの答弁でありました。
 次に、患者と家族の両方が情報機器を持っていれば、オンライン面会は自由にできるが、現在の院内の情報機器の使用状況について質疑があり、これについては、病室での携帯電話等の使用は禁止しており、定められた場所での使用をお願いしているとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、議案第74号、議案第75号、及び議案第76号の3議案については、討論はなく、採決の結果、いずれも全会一致で、原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、予算決算委員会の審査報告といたします。