このページの本文へ移動

令和2年9月定例会 産業建設分科会長報告

公開日 2020年09月25日

 産業建設分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 去る8日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、11日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第54号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第6号)についての内、当分科会所管分、歳入の「県支出金」「県補助金」「商工費県補助金」「地域モデル事業費補助金」の増額補正において、乗合タクシーのAI配車システムの内容に関する質疑があり、これについては、スマートフォンなどから乗合タクシーの予約ができるほか、効率的な運行経路の選択などもできるとの答弁でありました。
 次に、歳入の「繰入金」「基金繰入金」「ふるさと・水と土保全基金繰入金」並びに歳出の「農林水産業費」「農業振興費」「特産振興事業」及び「中山間地域活性化事業」の減額補正において、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、どのような事業が縮小・中止されているのかとの質疑があり、これについては、中山間の地域で行っている辺法寺の花蓮祭りや平尾のホタル祭り、加太小山新田の収穫祭などが中止となり補助金を減額しているとの答弁でありました。

 次に、補助金はイベント以外には活用できないのか、また、活用できるなら、市から団体にその旨を提案したのかとの質疑があり、これについては、補助金はイベント以外にも活用できる。議論の場に市も事務局として同席しているが、今年度、新たなものはできないということで減額となったとの答弁でありました。
 次に、歳出の「農林水産業費」「林業振興費」「森林経営管理事業」の増額補正において、森林調査を前倒しする理由に関する質疑があり、これについては、想定以上に森林環境譲与税が増えてきたこともあり、事業を進めていく中での受け皿となっていただく鈴鹿森林組合と、令和3年度の事業について前倒ししていくことで調整ができたとの答弁でありました。
 次に、「土木費」「住宅費」「住宅管理費」「住宅取得支援事業」の増額補正において、補助金交付の見込みに関する質疑があり、これについては、令和2年8月までに7件交付しているが、現時点で申請希望者は9件、今後さらに8件程度の申請を見込んでいるとの答弁でありました。
 以上、産業建設分科会の審査報告といたします。