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令和2年6月定例会 予算決算委員会委員長報告

公開日 2020年05月29日

 ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 先ほどの本会議で当委員会に付託のありました、議案第35号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第2号)について、議案第36号 令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、及び議案第37号 令和2年度亀山市病院事業会計補正予算(第2号)についての3議案の審査に当たるため、当委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長から説明を受けた後、一括して質疑に入り、審査を行いました。
 審査の過程では、議案第35号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第2号)の「教育費」の「小学校費」及び「中学校費」の「学校管理費」「一般管理費」の増額補正について、教師用のフェイスシールドや卓上シールドの効果を試験するなど検証はされたのかとの質疑があり、これについては、試験等は行っていないが、フェイスシールドはマスクとの併用で効果がある。また、卓上シールドは、給食時や対話的活動などに活用できると考えているとの答弁でありました。
 次に、幼稚園や保育園への卓上シールド導入の検討はしなかったのかとの質疑があり、これについては、小中学校は、自分の机で活動する時間が長いが、幼稚園・保育園は、給食のあり方など、小学校・中学校とは活動が異なるとの答弁でありました。
 次に、議案第37号 令和2年度亀山市病院事業会計補正予算(第2号)の「収益的支出」「病院事業費用」「医業費用」「経費」「委託料」及び「資本的支出」「建設改良費」「固定資産購入費」「器械備品費」の増額補正について、今後、発熱外来の対応などオンライン診療等を活用した取り組みについて質疑があり、これについては、医療センターにおける院内感染防止等の観点から、PCR外来センターの活用も含め、第2波、第3波を想定し、医師会と連携・協議しながら市民の安心・安全を守っていきたいとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、議案第35号については、採決の結果、賛成者多数で、原案のとおり可決することに決定しました。
 なお、委員会として、「今回の教育費の補正については、補正予算成立前に物品の発注及び納品が行われたが、これは議会の重要な権限の一つである予算の議決権を侵すものであり、今後このようなことのないよう注意されるとともに、急を要する場合は、事前に議会と十分協議されたい」との意見を申し添えます。
 また、議案第36号及び議案第37号の2議案については、採決の結果、いずれも全会一致で、原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、予算決算委員会の審査報告といたします。