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令和2年第1回臨時会 予算決算委員会委員長報告

公開日 2020年05月08日

 ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 先ほどの本会議で当委員会に付託のありました、議案第27号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第1号)について、及び議案第28号 令和2年度亀山市病院事業会計補正予算(第1号)についての2議案の審査に当たるため、当委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長等から説明を受けた後、一括して質疑に入り、審査を行いました。
審査の過程では、議案第27号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第1号)について、歳入の「繰越金」「前年度繰越金」の増額補正について、前年度繰越金の残りがまだ約1億6,000万円あるのに、なぜ今回の支援に使わなかったのかとの質疑あり、これについては、国・県が支援制度を拡充し、カバーできないことを市が責任を持って独自に応援していくというのが基本的な考え方である。長期化する状況の中で、できる限りの環境を整えるとの答弁でありました。
 次に、歳出の「民生費」「社会福祉費」「社会福祉総務費」「特別定額給付金給付事業」の増額補正について、施設入所されている方など、申請書が自宅に届き、自分では給付金の申請手続ができない方などへの対応に関する質疑があり、これについては、施設入所をされている方については、住所を移されている場合は、施設に届くが、様々なケースが想定されるので、お一人お一人に合わせた形で全ての方に行き渡るよう配慮させていただくとの答弁でありました。
 次に、「商工費」「商工業振興費」「消費喚起対策事業」の増額補正について、亀山エール飯チャレンジ事業の対象を72店舗と見込んだ根拠について質疑があり、これについては、市内約150店舗の半数を見込んだとの答弁でありました。
 次に、経済全体が影響を受けている中で、飲食店をピックアップして1,800万円の支援をする理由について質疑があり、これについては、特に飲食業業界への影響が大きいという中で支援の対象とさせていただいたとの答弁でありました。
 次に、今回は第1弾の支援であるが、今後の支援策はどう考えているのかとの質疑があり、これについては、本格的な消費喚起施策を実施していくのはもう少し事態が収束してからになると考える。市内の状況を見ながら今後のコロナ感染症対策を考えていくとの答弁でありました。
 次に、「教育費」「教育研究費」「オンライン学習支援事業」の増額補正について、小中学校休業期間中の家庭学習のインターネット環境整備に係る給付金の対象である就学援助家庭の世帯数について質疑があり、これについては、310世帯であるとの答弁でありました。
 次に、就学援助家庭を対象とした理由に関する質疑があり、これについては、経済的な事情で通信環境等が整備できないことは機会の均等性から問題があると考え、就学援助を受けている家庭を対象としたとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、予算決算委員会の審査報告といたします。