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令和2年3月定例会 教育民生分科会長報告

公開日 2020年03月26日

 教育民生分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 去る11日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、17日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第8号 令和元年度亀山市一般会計補正予算(第5号)についての内、当分科会所管分、歳入、「財産収入」「財産運用収入」「財産貸付収入」「建物貸付料」の増額補正、「諸収入」「雑入」「その他雑入」の減額補正及び、歳出、「総務費」「総務管理費」「財産管理費」「一般管理費」「光熱水費」の減額補正において、補正の内容に関する質疑があり、これについては、旧保育園の施設を本年度から普通財産としての管理に変え、公募で決定した1団体を加え3団体で使用している。その中で、公募で決定した1団体だけ建物賃貸借契約を締結しており、建物貸付料を計上した。また、水道料金については、当初3団体から徴収して一括で市から支払うこととしていたが、各団体が個々にメーターを付けており、それぞれが水道料金を支払うこととなったため、歳入のその他雑入と歳出の光熱水費を減額するものであるとの答弁でありました。
 次に、「民生費」「社会福祉費」「老人福祉費」「地域包括支援事業」の減額補正において、看護師1名の任用ができなかったが対応はできたのかとの質疑があり、これについては、長寿健康課のスタッフが対応し、地域医療課及び社会福祉協議会の職員もフォローしているとの答弁でありました。
 次に、「教育費」「小学校費」「学校管理費」「個の学び支援事業」の減額補正において、臨時雇賃金の減額の内訳に関する質疑があり、これについては、当初、介助員33名、看護師3名を予定していたが、介助員は5名減、看護師は1名減となったため減額するとの答弁でありました。
 次に、「教育費」「中学校費」「学校管理費」「中学校給食実施事業」の減額補正において、デリバリー給食1食当たりの市の負担額に関する質疑があり、これについては、1食当たり生徒は270円、市は530円を負担しているとの答弁でありました。
 次に、「教育費」の「小学校費」「教育振興費」及び「中学校費」「教育振興費」の「情報教育推進事業」の増額補正において、今回は1人1台タブレットの環境整備であるが、タブレット購入の財源とランニングコストに関する質疑があり、これについては、1台当たり国から4万5,000円の補助があるが、次の更新時については未定であるとの答弁でありました。
 次に1人1台タブレットの導入で、子どもたちの学習に格差が広がるのではないかとの質疑があり、これについては、通常の授業が全てタブレットで行われるわけではなく、また教員側では子どもたちの学習状況を集約した形で見られるので、より個別対応が可能となるメリットがあるとの答弁でありました。
 次に、議案第9号 令和元年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、議案第10号 令和元年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について、及び議案第15号 令和元年度亀山市病院事業会計補正予算(第2号)については、質疑等はございませんでした。
 以上、総務分科会の審査報告といたします。