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令和元年9月定例会 予算決算委員会委員長報告

公開日 2019年09月27日

 ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る11日の本会議で当委員会に付託のありました議案第71号及び議案第72号の補正予算関係2議案、並びに議案第73号から議案第80号までの平成30年度各会計決算8議案の審査に当たるため、24日及び25日の2日間にわたり委員会を開催いたしました。
 はじめに、議案第73号 平成30年度亀山市一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第74号 平成30年度亀山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第75号 平成30年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第76号 平成30年度亀山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第77号 平成30年度亀山市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、議案第78号 平成30年度亀山市工業用水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、議案第79号 平成30年度亀山市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、議案第80号 平成30年度亀山市病院事業会計決算の認定についての8議案について審査を行いました。
 その結果、議案第73号 平成30年度亀山市一般会計歳入歳出決算の認定については、平成30年度の重点施策として、「亀山駅周辺の再生」や「子育て支援の充実」を掲げていたが、亀山駅周辺整備事業は、約14億円が次年度に繰り越され、また、「認定こども園の整備」や「中学校給食の完全実施」、「保育園の建て替え」なども進んでいないような実態では、とても評価できる決算とは言えないなどの理由から反対討論がありました。
 次に、議案第74号 平成30年度亀山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、国民健康保険税の構造的な問題である「高くて払えない保険税」に対し、何ら対策が施されていないとの理由から反対討論がありました。
 そして、これらの議案については、採決の結果、いずれも賛成者多数で、原案のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第75号から議案第80号までの6議案については、採決の結果、いずれも全会一致で、原案のとおり可決及び認定することに決定しました。
 なお、委員会として、
 一つ、審査の過程において指摘のあった事項及び意見を真摯に受け止め、次年度の予算編成及びその執行に反映されたい。
また、事業完了後に不用額が生じた場合は、速やかに減額補正を行うとともに、必要に応じて、更なる市民サービスの向上のための予算措置を講じられたい。
 一つ、「亀山駅周辺整備事業」については、平成30年度行政経営の重点方針に掲げながら、約14億円を次年度に繰り越すこととなったが、これまでの亀山駅周辺整備事業特別委員会で出された意見や地元の意向を踏まえ、慎重かつ確実な事業の推進に努められたい。
なお、多額の事業費の予算編成に当たっては、事業の進捗見込みを十分に見極めたうえで計上されたい。
 一つ、各種事業の推進に当たっては、施策評価シート及び事業評価シートによる行政評価をより的確に行い、その成果及び課題を十分に精査して取り組まれるとともに、費用対効果を見極め、事業の見直しも含めた検討をされたい。
 以上、3点の意見を申し添えたところであります。
 次に、議案第71号 令和元年度亀山市一般会計補正予算(第3号)について、及び議案第72号 令和元年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についての補正予算関係2議案については、総務分科会、教育民生分科会、産業建設分科会にそれぞれ審査を分担したことから、審査の経過内容について、各分科会長から報告を受けました。
 その結果、議案第71号及び議案第72号の2議案については、採決の結果、いずれも全会一致で、原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、予算決算委員会の審査報告といたします。