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令和元年6月定例会 産業建設分科会長報告

公開日 2019年06月26日

 産業建設分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 去る13日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、19日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第50号 令和元年度亀山市一般会計補正予算(第2号)についての内、当分科会所管分、歳入の「国庫支出金」「国庫補助金」「総務費国庫補助金」「社会資本整備総合交付金」、歳出の「労働費」及び「土木費」の「都市計画費」、「住宅費」の「環境測定分析等委託料」の増額補正について、アスベスト含有調査の契約は、各部署がそれぞれ行うのかとの質疑があり、これについては、契約管財グループで一括して契約するとの答弁でありました。
次に、調査は全て同じ業者が行うのかとの質疑があり、これについては、まだ契約方法の詳細は確認していないが、同じ業者との契約になるだろうとの答弁でありました。
 次に、業務の簡素化の観点から、公共施設のアスベスト含有調査として、契約管財グループで一括してできないのかとの質疑があり、これについては、それぞれの所管があるので、このような予算形態とした。契約については、契約管財グループで一括して行い、契約に応じて各部署に割り振ることになるので、事務的に大きな負担とはならないとの答弁でありました。
 次に、アスベスト含有調査の結果が出た後の対応について質疑があり、これについては、アスベストの含有が確認された場合は、改修や撤去費用の予算要求や、飛散防止対策の資料として役立てるとの答弁でありました。
 次に、対応する時の財源について質疑があり、これについては、現在、アスベストに対する国・県の補助はないため市の負担となるが、全国的な問題でもあり、引き続き補助の創設について要望していくとの答弁でありました。
 次に、調査結果の公表について質疑があり、これについては、ホームページで各施設名と該当の有無を公表していくとの答弁でありました。
 次に、歳出の「農林水産業費」「農業振興費」「経営体育成支援事業補助金」の増額補正について、この補助金は、中山間地域等直接支払交付金を受けている経営体でも対象となるのかとの質疑があり、これについては、この事業は、適切な人・農地プランが作成され、農地中間管理機構を活用している地区等において、先進的な農業経営の確立に意欲的な担い手に対する農業用機械施設導入の支援であり、中山間地域等直接支払交付金を受けている担い手の方でも、この要件に該当すれば補助金を受けることは可能であるとの答弁でありました。
 次に、補助金の上限について質疑があり、これについては、補助率は10分の3以内で、個人は1,000万円、法人は1,500万円を上限としているとの答弁でありました。
 次に、「土木費」「道路橋梁費」「橋梁維持修繕費」「環境測定分析等委託料」の増額補正について、PCB含有量調査の結果が出た後の対応について質疑があり、これについては、含有があった場合、橋のペンキを剥いで塗り直す作業となり、工事費については国・県の補助があるので、速やかに申請を行って対応していくとの答弁でありました。
 以上、産業建設分科会の審査報告といたします。