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令和元年6月定例会 教育民生分科会長報告

公開日 2019年06月26日

 教育民生分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 去る13日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、20日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第50号 令和元年度亀山市一般会計補正予算(第2号)についての内、当分科会所管分、歳入の「国庫支出金」「国庫補助金」「総務費国庫補助金」「社会資本整備総合交付金」及び、歳出の「総務費」「民生費」「衛生費」「商工費」「教育費」の「環境測定分析等委託料」の増額補正について、アスベスト含有調査を行うに至った経緯について質疑があり、これについては、平成29年度に国からアスベスト含有調査等に関する計画の提出を求められ調査した結果、市内84施設でアスベスト含有の可能性があることから、今年度に57施設、来年度に27施設の調査を国の社会資本整備総合交付金を活用して行うものであるとの答弁でありました。
 次に、調査の結果、アスベストを含有していた時の対応について質疑があり、これについては、仕上げ塗材に含まれるアスベストは、解体や改築等を行わない限り安定した性状で特に問題はないが、解体時には、アスベストの影響が出ないような手立てを講じる必要があるとの答弁でありました。
 次に、調査業務の契約は、全ての建物を一括して行うのかとの質疑があり、これについては、契約管財グループが入札により一括発注するとの答弁でありました。
 次に、歳入の「国庫支出金」「国庫補助金」「民生費国庫補助金」及び、歳出の「民生費」「児童福祉費」「児童福祉総務費」「母子家庭等対策総合支援事業費補助金」の増額補正について、補助金の内容について質疑があり、これについては、国の母子及び父子並びに寡婦福祉法施行令を根拠とした母子家庭・父子家庭に対する給付金である。対象はひとり親家庭で、看護師や保健師、理学療法士等資格の取得のために通学している間の生活手当として財政支援をするもので、本年4月に、この制度の利用を希望する転入者がいたため、増額補正するものであるとの答弁でありました。
 次に、当該補助金と児童扶養手当の両方を給付できるのかとの質疑があり、これについては、児童扶養手当は、ひとり親家庭に対する手当であり、当該補助金は、ひとり親家庭の親が資格を取るために学校へ行っている間の給付金であり、両方給付できるものであるとの答弁でありました。
 次に、議案第51号 令和元年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について及び議案第52号 令和元年度亀山市病院事業会計補正予算(第1号)については、質疑等はございませんでした。
 以上、教育民生分科会の審査報告といたします。