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令和元年6月定例会 教育民生委員会委員長報告

公開日 2019年06月26日

 ただいまから、教育民生委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る13日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、20日に委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 はじめに、議案第45号 亀山市いじめ問題対策連絡協議会条例の一部改正については、亀山市いじめ問題対策連絡協議会の委員として、亀山市を所管する児童相談所の職員を委嘱しているが、平成31年4月に新たに三重県鈴鹿児童相談所が開設され、当該児童相談所が亀山市を所管することとなったことから、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第46号 亀山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、放課後児童支援員の資格に関する基準が見直されたことに伴い、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、放課後児童支援員の資格について、大学を卒業した者の中に専門職大学の前期課程を修了した者を含むこととなるが、その専門職大学の前期課程を修了した者とはどのような人が該当するのかとの質疑があり、これについては、専門職大学とは、本年4月に創設された特定の職業のプロフェッショナルになるために必要な知識や理論、実践的スキルを身につける大学で、修了年限は4年であるが、2年もしくは3年の講義による前期課程を修了していれば、在学中であっても知識やスキルを習得している人については、支援員になるための研修を受講する資格が取得できるとの答弁でありました。
 次に、前期課程を修了すれば、大学に行きながら支援員になることも可能であるのかとの質疑があり、これについては、前期課程の修了によって、県が実施する支援員になるための研修を受講する資格が取得できるという内容であり、その後、受講して初めて支援員の資格を取得できるとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第53号 工事請負契約の締結については、西野公園野球場整備改修工事について、令和元年5月22日付けで仮契約したので、議会の議決を求めるものです。
 審査の過程では、改修中、野球場を使用できなくなることへの対策について質疑があり、これについては、競技団体にはあらかじめ工期の説明をしており、一般利用者には周辺市町村の野球場の利用を案内させていただくことになるとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第55号 専決処分した事件の承認については、地方税法施行令の一部を改正する政令が平成31年3月29日に公布されたことに伴い、同年4月1日から施行が必要であった規定について、亀山市国民健康保険税条例の一部改正を、平成31年3月29日付けで専決処分したため、議会の承認を求めるものです。
 審査の過程では、国民健康保険税の軽減対象の拡大による影響について質疑があり、これについては、18世帯が軽減対象となり、その軽減額は98万円を見込んでいるとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり承認することに決定しました。
 以上、教育民生委員会の審査報告といたします。