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平成31年3月定例会 総務分科会長報告

公開日 2019年03月27日

 総務分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 去る8日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、15日に分科会を開催いたしました。担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第17号 平成30年度亀山市一般会計補正予算(第5号)についての内、当分科会所管分、歳入の「寄附金」「総務費寄附金」「リニア中央新幹線亀山駅整備基金寄附金」の増額補正について、ふるさと納税によるリニア中央新幹線亀山駅整備基金への寄附の件数について質疑があり、これについては、16件の寄附があったとの答弁でありました。
 次に、「市債」「消防債」「緊急防災事業債」及び、歳出の「消防費」「消防施設費」「防火水槽整備事業」の減額補正について、防火水槽新設工事の執行を見送った理由について質疑があり、これについては、緊急防災事業債を財源として工事を行う予定であったが、見積もりが当初見込みより約200万円オーバーしたことで、その分が市単となるため来年度に見送ったとの答弁でありました。
 次に、歳出の「総務費」「総務管理費」「一般管理費」「臨時職員社会保険料等」の増額補正、及び「臨時雇賃金」の減額補正について、臨時職員が減れば社会保険料も減額になるのではないかとの質疑があり、これについては、社会保険料は、社会保険に加入する臨時職員が多かったための増額であり、臨時雇賃金は、不測の事態に対応することが少なかったための減額であるとの答弁でありました。
 次に、臨時職員社会保険料は当初何人分を見込んでいたのかとの質疑があり、これについては、当初予算額1億466万1,000円で、年間延べ4,400人程度を見込んでいたとの答弁でありました。
 次に、臨時職員の社会保険への加入状況について質疑があり、これについては、臨時職員、非常勤職員合わせて566人のうち加入者が373人、未加入者が193人である。加入者は毎月370人ほどで推移しており、年間で延べ4,446人、前年度に比べて45人ほど増加している状況である。なお、市が加入を促進しているということより、社会保険制度の拡大により加入者が増加傾向にあるとの答弁でありました。
 次に、どのような方が社会保険に加入しているのかとの質疑があり、これについては、年収130万円を超える方は加入要件が発生するが、少し超えたくらいでは不利益が生じるので、年収200万円前後の方が多いとの答弁でありました。
 次に、年収200万円以上の方であれば、正規職員として働いてもらう場を確立していくべきではないかとの質疑があり、これについては、新たな会計年度任用職員制度の導入や定員適正化計画の見直しの中で、正規職員、非正規職員の在り方についてしっかり検討していくとの答弁でありました。
 次に、「総務費」「総務管理費」「交通安全対策費」の減額補正について、報償費が不要となった理由について質疑があり、これについては、亀山市交通安全教育推進委員は、各学校から推薦を受けた方に就任していただいており、協議により報償費はそぐわないと判断したとの答弁でありました。
 次に、「総務費」「総務管理費」「災害対策費」「防災情報通信設備整備事業」の減額補正の要因について質疑があり、これについては、入札差金を減額するものであるとの答弁でありました。
 次に、「消防費」「常備消防費」「庁舎管理費」「光熱水費」の増額補正の要因について質疑があり、これについては、主に電気料金及び水道料金の値上げによるものであるとの答弁でありました。
 次に、「消防費」「常備消防費」「車両管理費」「燃料費」の増額補正の要因について質疑があり、これについては、救急、火災それぞれの出動回数にそれほど変化はないが、出動時の走行距離が長かったことなどから増加したとの答弁でありました。
 次に、「消防費」「消防施設費」「消火栓整備事業」の減額補正について、消火栓の設置基数が減った理由について質疑があり、これについては、消火栓は、上水道の配管布設工事の施工に合わせて改修や移設、新設を依頼するが、改修の必要がない消火栓が3基あったためであるとの答弁でありました。
 次に、「債務負担行為補正 変更」「行政事務パソコン管理事業」の減額補正の要因について質疑があり、これについては、入札差金を減額するものであるが、パソコンのスペック等は従前より上回っており、保守についても充実させているとの答弁でありました。
 以上、総務分科会の審査報告といたします。