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平成30年12定例会 産業建設委員会委員長報告

公開日 2018年12月21日

 ただいまから、産業建設委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る10日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、14日に委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 はじめに、議案第74号 亀山市道路占用料徴収条例の一部改正については、道路法が改正されたことに伴い所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第75号 亀山市営住宅条例の一部改正については、民間活用市営住宅事業により新たに借り上げる賃貸共同住宅24戸について、市営住宅として設置及び管理を行うこととするため、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、この議案にも関連する新しい亀山市住生活基本計画はいつ提示されるのかとの質疑があり、これについては、今年度末に策定するため、12月末に産業建設委員会で中間案を説明するとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第91号 指定管理者の指定については、亀山市勤労文化会館の指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。
 審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第92号 指定管理者の指定については、亀山市都市公園施設等の指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。
 審査の過程では、選定理由にこれまでの事業実績が評価できるとあるが、これまでの実績があるところと、新しいところをそれぞれどう評価するのかとの質疑があり、これについては、評価項目として、施設の管理運営業務の配点が重くなっている。もう1者も他で管理の実績があり、プレゼンテーションの中で委員が判断したとの答弁でありました。
 次に、評価基準に「指定管理料が安価に抑えられているか」という項目があるが、どちらが安かったのかとの質疑があり、これについては、地域社会振興会が3億4,664万円であるのに対し、他の1者が3億4,177万2,000円で、486万8,000円安かったが、基準に基づき採点し、点数は同じであるとの答弁でありました。
 次に、安かった方と高かった方の採点が一緒というのは理解できない。何のために安価に抑える基準があるのかとの質疑があり、これについては、前もって幅を持たせた基準を決めており、たまたま同じ幅に入ったとの答弁でありました。
 次に、安価な提案がされても点数が一緒になるのは、配点に問題があるのではないか。また、指定管理料の評価が低すぎるのではないかとの質疑があり、これについては、選定の物差し、配分等も含めてしっかり検証し、改善すべきものは改善していくとの答弁でありました。
 次に、評価基準は公表されているのかとの質疑があり、これについては、公募の際、ホームページに仕様書で挙げているが、詳細なものではないとの答弁でありました。
 なお、これについては、事前に採点基準等をオープンに評価すべきであるとの意見がありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第93号、議案第94号、議案第95号及び議案第96号の市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である市道川合36号線、37号線38号線及び39号線の路線の認定について議会の議決を求めるものです。
 審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、川合から井田川小学校に向かう市道川合みどり線は非常に狭い。開発で戸数が増えると道路事情が変化するがどう考えているのかとの質疑があり、これについては、今回の開発区域の下で新たな開発があり、その中で、市道川合28号線から通り抜けできる幅員6メートルの道路が整備される予定である。また、井田川小学校までの坂道について計画はないが、小学生の通学路等であるため、PTA要望の危険箇所点検の中で安全対策を講じていきたいとの答弁でありました。
 次に、このように開発が道路まで波及することから、周辺道路の状況で、開発をとめることができないのかとの質疑があり、これについては、開発に際しては、原則幅員6メートルの道路が指導の根幹であるが、市街地等について難しい場合は、幅員4メートルとして、待避所を作ることを指導しているとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、原案のとおり、全会一致で可決することに決定しました。
 次に、議案第97号 市道路線の廃止については、一般交通の用に供する必要がなくなった能褒野12号線の路線の廃止について議会の議決を求めるものです。
 審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、産業建設委員会の審査報告といたします。