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平成30年12月定例会 教育民生委員会委員長報告

公開日 2018年12月23日

 ただいまから、教育民生委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る10日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、17日に委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 はじめに、議案第82号 指定管理者の指定については、亀山市運動施設の指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。
 審査の過程では、応募2社の提案額に基づく計算及び配点と各評価の根拠について質疑があり、これについては、相対評価は、各応募者が出してきた提案額によって序列を決めるため点数評価しており、絶対評価は、当初示した条件額に対し、どれだけ安価な提案額が示されたかを評価の計算式で算出している。それらを合算することにより、全体的にどれだけ提案額が低く抑えられているか判断している。指定管理料については、三幸・スポーツマックス共同事業体の方がB社より点数が低いが、それ以外の二十数項目の評価項目全てを勘案して総合点で判定すると、三幸・スポーツマックス共同事業体が上回ったとの答弁でありました。
 次に、総合計点について質疑があり、これについては、B社は849点、三幸・スポーツマックス共同事業体は898点で、その差は全体の49点であるとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第83号、議案第84号、議案第85号、議案第86号、議案第87号及び議案第88号の指定管理者の指定については、亀山東小学校区放課後児童クラブ、昼生小学校区放課後児童クラブ、井田川小学校区放課後児童クラブ、井田川小学校区第二放課後児童クラブ、川崎小学校区放課後児童クラブ、関小学校区放課後児童クラブの指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。
 審査の過程では、指定管理料の金額が、5年間毎年上がっていることについて質疑があり、これについては、いろいろな加算分や処遇改善等により、上昇率が年約2%と計算しているため、その分を見越して一律2%ずつ加算しているとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第89号 指定管理者の指定については、亀山市文化会館・亀山市中央コミュニティセンターの指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。
 審査の過程では、5年間の指定管理料の金額が、毎年異なっている根拠について質疑があり、これについては、法定点検等の実施頻度や内容により、年度によって差が生じているとの答弁でありました。
 次に、選定評価を行うに当たり、所定の計算方法により算出した額を総合評価配点変換表を用いて変換する理由について質疑があり、これについては、委員1人あたりの配点が10点となっていることから、変換表を用いて配点をしているとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第90号 指定管理者の指定については、亀山市石水渓キャンプ場施設の指定管理者の指定について、議会の議決を求めるものです。
 審査の過程では、各施設ごとの選定評価における総配点の差異について質疑があり、これについては、通常、選定委員1人あたりの配点が250点であり、委員5人の総合で1,250点となっているが、第2回選定委員会で、選定委員が4人しか出席できなかったため、委員4人の総合で1,000点となっているとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、教育民生委員会の審査報告といたします。