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平成30年9月定例会 予算決算委員会委員長報告

公開日 2018年09月26日

 ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る6日の本会議で当委員会に付託のありました、議案第55号及び議案第56号の平成30年度各会計補正予算2議案、並びに議案第57号から議案第64号までの平成29年度各会計決算8議案の審査に当たるため、18日及び19日の2日間にわたり委員会を開催いたしました。
 まず、議案第57号から議案第64号までの平成29年度各会計決算について審査を行いました。
 はじめに、代表監査委員から各会計決算についての審査結果の報告を受け、続いて、担当部長等から健全化判断比率の報告、各会計資金不足比率の報告、及び予算決算委員会提出資料について説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 その結果、議案第57号 平成29年度亀山市一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第58号 平成29年度亀山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第59号 平成29年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定については反対討論があり、採決の結果、いずれも賛成者多数で原案のとおり認定することに決定しました。
 次に、議案第60号 平成29年度亀山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第61号 平成29年度亀山市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、議案第62号 平成29年度亀山市工業用水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、議案第63号
 平成29年度亀山市公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、及び議案第64号 平成29年度亀山市病院事業会計決算の認定についての5議案については、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決及び認定することに決定しました。
 なお、委員会として、
 一つ、審査の過程において指摘のあった事項及び意見を真摯に受け止め、次年度の予算編成とその執行に反映されたい。また、各種事業の推進に当たっては、今後ますます厳しい財政状況が見込まれることから、施策評価シートや事業評価シートによる行政評価の成果及び課題を十分に精査し、費用対効果を見極め、事業の見直しも含め検討されたい。
 一つ、亀山駅周辺整備事業については、平成29年度は事業費の約3分の2を繰り越し、平成30年度も多額の予算を計上しているにも関わらず、事業の進捗に遅れが見られることから、これまでの亀山駅周辺整備事業対策特別委員会で出された意見や地元地権者の意向を踏まえ、着実な事業の推進に努められたい。
 一つ、国民健康保険給付費等支払準備基金については、国民健康保険制度が本年度から都道府県単位化されても、その必要性が無くなるわけではなく、今後も国民健康保険事業を安定的に運営できるよう、適切な予算措置を講じられたい。
 一つ、医療センターについては、アクションプランの初年度として地域包括ケア病床の開設等により、医業収益は増加したが、外来患者数は年々減少してきており、早急に医師確保等の対策を講じられたい。また、当年度未処理欠損金が平成29年度末で10億円を超え、今後も資金は減少し、厳しい経営状況が見込まれることから、尚一層の収入確保と経費節減に努め、早期に経営健全化が図れるよう取り組まれたい。
 以上、4点の意見を申し添えたところであります。
 次に、議案第55号及び議案第56号の平成30年度各会計補正予算2議案については、総務分科会、教育民生分科会、産業建設分科会にそれぞれ審査を分担したことから、審査の経過内容について、各分科会長から報告を受けました。
 その結果、議案第55号 平成30年度亀山市一般会計補正予算(第2号)については反対討論があり、採決の結果、賛成者多数で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第56号 平成30年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、予算決算委員会の審査報告といたします。