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平成30年6月定例会 教育民生委員会委員長報告

公開日 2018年06月26日

 ただいまから、教育民生委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る12日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、19日に委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 はじめに、議案第44号 亀山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を改正する省令により、設備及び運営に関する基準が改正され、放課後児童支援員の資格要件に関する基準が見直されたことから、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、放課後児童支援員の資格要件として5年以上の実務経験を求めている理由について質疑があり、これについては、子どもたちの指導について、経験を豊富に積んでいることが要件に加わっており、5年の長きに渡り子どもに接することができていたことが、その資質と捉えているとの答弁でありました。
 次に、支援員の資格要件の内、市長が適当と認めたものとは、どのような観点から判断するのかとの質疑があり、これについては、子どもや保護者に対する対応など、5年間の勤務状況を確認して判断するとの答弁でありました。
 なお、支援員の資格要件を緩和したことについて、市は、支援員が研修等で研鑽を積めるよう、見守っていく責任があることを認識するべきであるとの意見がありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、原案のとおり、全会一致で可決することに決定しました。
 次に、議案第45号 亀山市国民健康保険税条例の一部改正については、マイナンバー制度における情報連携により事実が把握できる場合は、国民健康保険の事務手続の一部について確認書類の提示が不要となったことから、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、特例対象被保険者等とはどのような方が対象になるのかとの質疑があり、これについては、倒産、解雇、雇い止めなどによる離職で失業給付等を受けている65歳未満の方が対象であるとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、原案のとおり、全会一致で可決することに決定しました。
 次に、議案第47号 財産の取得については、川崎小学校校舎改築工事において整備する諸室内に設置する什器備品の取得について、議会の議決を求めるものです。
 審査の過程では、備品の購入に当たって、現在使用している備品の考え方について質疑があり、これについては、職員室の椅子、図工室の作業机・椅子、パソコン室の机・椅子など、比較的新しい備品は、既存のものを使用するが、それ以外のものについては新たに購入するとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、原案のとおり、全会一致で可決することに決定しました。
 次に、議案第51号 専決処分した事件の承認については、地方税法施行令の一部を改正する政令が平成30年3月31日に公布されたことに伴い、平成30年4月1日から施行が必要であった規定について、亀山市国民健康保険税条例の一部改正を、平成30年3月31日付けで専決処分したため、議会の承認を求めるものです。
 審査の過程では、今回の条例改正における他市の取り扱い及び税収への影響について質疑があり、これについては、賦課期日が4月1日であるため、ほとんどの市が専決処分をしていると認識している。また、税収への影響については、今回の改正により、5割軽減が32世帯で約130万円の減額、2割軽減が4世帯で約13万円の減額となる。この軽減分については、国民健康保険制度の中の保険基盤安定繰入金から補填されるとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、原案のとおり、全会一致で承認することに決定しました。
 以上、教育民生委員会の審査報告といたします。