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平成29年第2回臨時会 産業建設分科会長報告

公開日 2017年11月14日

 産業建設分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 13日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、同日、分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第84号 平成29年度亀山市一般会計補正予算(第5号)についての内、当分科会所管分、「災害復旧費」「現年発生農林水産業施設災害復旧費」「農業用施設等災害復旧事業」の増額補正について、災害復旧事業補助金には、限度額等の補助基準はあるのか、また、市として査定を行っているのかとの質疑があり、これについては、亀山市土地改良事業補助金交付要綱に基づき、1事業について、原材料支給と補助金合わせて100万円を限度として補助しており、重機の借り上げやオペレーター代等については農業施設の公共単価を採用している。地元からの災害の報告があれば、職員が現場の状況を確認し、業者からの見積もりに対して、公共の単価を用いて査定を行い、補助金の交付決定を行っているとの答弁でありました。
 なお、災害復旧に係る補助に関する手続や補助基準等について、市民に明確にしてほしいとの意見がありました。
  次に、「災害復旧費」「現年発生農林水産業施設災害復旧費」「林業施設災害復旧事業」の繰越明許費補正の追加について、現時点で600万円全額を繰り越す理由について質疑があり、これについては、林道安楽越線の復旧 工事完了は標準工期で年度内ぎりぎりであり、当該箇所は県境で積雪もあることから、全額を繰越明許費としたとの答弁でありました。
  なお、できる限り早く復旧に努めるべきあり、やむを得ず完了しない場合に事故繰越となるのは仕方がないが、はじめから全額を繰り越すという判断は好ましくないとの意見がありました。
  以上、産業建設分科会の審査報告といたします。