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平成29年9月定例会 産業建設分科会長報告

公開日 2017年09月25日

 産業建設分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 去る6日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、11日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第64号 平成29年度亀山市一般会計補正予算(第2号)についての内、当分科会所管分、「農林水産業費」「林業振興費」「みえ森と緑の県民税市町交付金事業」の業務委託料の増額補正について、当初予算による業務委託の内容と違いがあるのかとの質疑があり、これについては、作業場所は異なるが、同じ環境林の間伐であるとの答弁でありました。
 次に、今回の補正で、みえ森と緑の県民税市町交付金全額を繰り入れることになるが、今後、交付金は、一旦基金に積んでから支出するのかとの質疑があり、これについては、交付金に不用額が出た場合に、一般財源化して、みえ森と緑の県民税の趣旨から外れてしまうことのないよう、基金に積み立てることとしているとの答弁でありました。
 次に、みえ森と緑の県民税市町交付金は、平成26年度からの5か年でおおよそ5千万円が交付されると聞いているが、森林環境創造事業は事業費が減少してきている中、今後の交付金の方向性について質疑があり、 これについては、 平成31年度以降の交付金の議論は既に始まっており、県下29市町全てが継続を要望している。この有利な交付金を活用して、今後も環境林の間伐を行っていきたいとの答弁でありました。
 次に、みえ森と緑の県民税市町交付金の継続に向け、市長は三重県に対し、どのように働きかけているのかとの質疑があり、これについては、森林環境創造事業の予算が縮小されていく中、財源となるような運用の仕方等、柔軟に考えていただけるよう、それぞれの協会や市長会を通じて取り組んできている。森林の環境保全、適正管理は、極めて意義あるものであり、その認識は、今後も亀山市の政策の中で重要なウエイトを持って展開していきたいとの答弁でありました。
 なお、今回の補正予算については、目標は達成されるが将来性が非常に乏しいものであり、今後は、亀山市独自の先進的な予算を計上すべきであるとの意見がありました。
 次に、「商工費」「商工総務費」「一般管理費」の臨時雇賃金の増額補正の理由について質疑があり、これについては、女性職員の産休に伴い、代替えの臨時職員を雇用するため賃金を計上したとの答弁でありました。
 なお、臨時雇賃金の補正が最近多いが、できる限り状況把握に努め、当初予算で計上するよう取り組んでほしいとの意見がありました。
 以上、産業建設分科会の審査報告といたします。