このページの本文へ移動

平成29年9月定例会 総務分科会長報告

公開日 2017年09月25日

 総務分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 去る6日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、13日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第64号 平成29年度亀山市一般会計補正予算(第2号)についての内、当分科会所管分、歳入の「国庫支出金」「国庫補助金」「総務費国庫補助金」「社会保障・税番号システム制度整備費補助金」の増額補正の内容について質疑があり、これについては、法改正により、結婚等で姓が変わる場合に、マイナンバーカードに旧姓を併記することができることとなり、そのためのシステム改修費を計上したもので、補助率10分の10の国からの補助金であるとの答弁でありました。
 次に、「県支出金」「県補助金」「教育費県補助金」「外国人児童生徒受入体制整備事業補助金」の増額補正について、当初の補助金はいくらであったのかとの質疑があり、これについては、当初予算では100万円が交付される予定であったとの答弁でありました。
 次に、増額補正の内容について質疑があり、これについては、当初補助対象外とされていた個別指導計画の支援員の謝金等が補助対象として認められたため、その分の補助金9万6千円を増額するものであるとの答弁でありました。
 次に、議案第77号 平成29年度亀山市一般会計補正予算(第3号)についての内、当分科会所管分、歳入について、今回、追加で2つ目の補正予算を提案した理由について質疑があり、これについては、駅前の予算を執行するに当たり、図書館の基本計画を策定していく必要が生じたので、合わせて追加で提案したとの答弁でありました。
 次に、「繰越金」「前年度繰越金」について、他の財源を充てることは考えなかったのかとの質疑があり、これについては、基本計画の策定段階では、該当する補助金がないため、一般財源である繰越金を活用したとの答弁でありました。
 なお、この議案については、委員間の自由討議を行い、市民の意見を全く聞かずに今回の図書館に係る補正予算が提案されたことに対する意見や、「駅前の基本設計が作成され、事業内容を精査してから今回の補正予算を提案すべきである」、「組合が建設する駅ビルの基本設計と併せて、その中に入る図書館の計画も同時に進めていくべきである」などの意見が出されました。
 以上、総務分科会の審査報告といたします。