このページの本文へ移動

平成28年9月定例会 教育民生委員会委員長報告

公開日 2016年09月26日

 教育民生委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る7日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、13日に委員会を開催いたしました。
 まず、各議案ごとに担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第55号 亀山市放課後児童クラブ条例の一部改正については、平成29年3月完成予定の川崎小学校改築工事1期工事において、新校舎の一部に2つの支援の単位として定員が概ね80人の放課後児童クラブを設置するため、所要の改正を行うものであります。
 審査の過程では、現在、川崎小学校区の放課後児童クラブの利用児童が90名いるのであれば、公設で3つの支援の単位を設置することを検討しなかったのかとの質疑があり、これについては、今回、川崎小学校内に新たに設置する公設民営の放課後児童クラブ2箇所と従来から設置されている民設民営の放課後児童クラブ1箇所の合わせて3箇所で最大120人まで受け入れることが可能であるとの答弁でありました。
 次に、公設の考え方について質疑があり、これについては、放課後児童クラブを目的として建設した建物、また、当初の使用目的は違っても、合併時に放課後児童クラブとして引き継がれたものは公設と認識している。なお、市の建物を利用している場合でも、行政財産の目的外使用の手続を踏み、開設する際に補助金を活用して施設を改修している場合は民設と認識しているとの答弁でありました。
 次に、川崎小学校区の放課後児童クラブの将来の見通しについて質疑があり、これについては、児童数は流動的であり、2つの支援の単位で収まればよいが、超過する場合は、子ども及び保護者に選択の余地を残すような形を取り、待機児童が出ることのないよう、その時の実情に応じて最適な方法を取るとの答弁でありました。
 また、兄弟で同じ施設に入所できない等の問題もあることから、入所児童数の問題だけではないとの意見がありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、原案のとおり、賛成者多数で可決することに決定しました。
 議案第56号 亀山市関町北部ふれあい交流センター条例の一部改正については、本年4月に関北部地区まちづくり協議会が設立され、亀山市関町北部ふれあい交流センターの地域活動拠点施設としての役割が高まっており、平成29年度から指定管理者制度の導入を図るため、所要の改正を行うものであります。
 審査の過程では、施設面での諸問題を認識したうえで指定管理とするのかとの質疑があり、これについては、指定管理を行うに当たり、事務所が必要となるため、現在、改修工事を行っているとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、原案のとおり、賛成者多数で可決することに決定しました。
 議案第70号 財産の取得については、今回購入する校務用パソコンの台数の根拠について質疑があり、これについては、校長をはじめ、養護教諭、栄養教諭、少人数推進教員等を含めた教員326名分の指導用のパソコンであるとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、原案のとおり、全会一致で可決することに決定しました。
 以上、教育民生委員会の審査報告といたします。