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平成28年3月定例会 予算決算委員会委員長報告

公開日 2016年03月25日

 ただいまから、予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る8日の本会議で当委員会に付託のありました議案第19号から議案第25号までの平成27年度各会計補正予算7議案、及び議案第26号から議案第33号までの平成28年度各会計予算8議案の審査に当たるため、22日、23日の2日間にわたり委員会を開催いたしました。
 まず、議案第26号から議案第33号までの平成28年度各会計予算について審査を行いました。
 その結果、議案第26号から議案第28号までの3議案については、反対の討論があり、採決の結果、それぞれ賛成多数により、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。
 次に、議案第29号から議案第33号までの5議案については、いずれも原案のとおり、全会一致で可決することに決定しました。
 なお、委員会で出されました意見として、
一つ、委員会の審査過程において出された意見を十分尊重するとともに、第1次総合計画の最終年度となることから、後期基本計画に位置付けた施策の具現化に向け、計画的・効率的な予算の執行に取り組み、第2次実施計画に掲載された事業の着実な推進に努められたい。
二つ、本年度策定した亀山市まち・ひと・しごと創生総合戦略の所期の目的が達成できるよう、その対象事業として掲げた各種事業の着実な推進に努めるとともに、第2次総合計画の策定に当たっては、厳しい財政状況の中、市民ニーズを十分に把握し、的確に施策の優先度を見極め取り組まれたい。
三つ、医療センターについては、4月から設置される病院事業管理者のもと、地方公営企業法の全部を適用することのメリットを最大限に活かし、積極的に医師確保に取り組むとともに、収益性を高め、早期に経営健全化に向け成果を上げられたい。
四つ、平成28年度当初予算は、財政調整基金を15億1,100万円取り崩しての予算編成であるが、今後ますます財政状況が厳しくなる中、事業の優先度を見極めるとともに、財源に他の基金の活用を検討するなど、基金の適切な運用を図られたい。
 なお、国民健康保険給付費等支払準備基金については、基金残高が僅かであることから、国民健康保険事業が安定的かつ継続的に運営できるような予算措置を講じられたい。
五つ、地域コミュニティのしくみづくり支援事業については、地域の実情を十分に把握するとともに、事業の制度設計を確実なものとしたうえで、市民に対しても十分な周知を行い事業を進められたい。
 以上の5点を申し添えたところであります。
 次に、議案第19号から議案第25号までの平成27年度各会計補正予算7議案については、総務分科会、教育民生分科会、産業建設分科会にそれぞれ審査を分担したことから、審査の経過内容について、各分科会長から報告を受け、その結果、議案第19号から議案第25号までの7議案については、いずれもやむを得ない補正と認め、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、予算決算委員会の審査報告といたします。