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平成27年3月定例会 教育民生分科会長報告(3月25日)

公開日 2015年04月07日

 教育民生分科会における審査の経過について報告いたします。
 去る10日の予算決算委員会で当分科会に分担されました議案第42号 平成26年度亀山市一般会計補正予算(第6号)についての審査に当たるため、17日、分科会を開催いたしました。担当部長等から議案について説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 「民生費」「児童福祉総務費」「かめやまげんきっこ育成事業」について、はじめに、事業内容について質疑があり、これについては、この事業は、乳幼児期の出来るだけ早い段階で様々な運動遊びや活動について知っていただき、活動に参加していただけるよう、就学前の子どもの内、特に就園前の子ども及び保護者を対象に講演会の開催や公立2カ所、私立3カ所の子育て支援センターで講座等を開催するとの答弁でありました。
 次に、毎月、子育て支援センターで開催されている事業との関わりについて質疑があり、これについては、子育て支援センターで開催している講座等と重なるものもあるが、新たなものも予定している。内容としては、体づくりがこれからの子どもの育ちに重要であることから、運動や食育の内容を早い段階に保護者の方に知っていただき、これからの子育て支援センターや保育所等での活動に参加していただけるようなものを想定しているとの答弁でありました。
 次に、対象者はどのくらい見込んでいるのかとの質疑があり、これについては、親子20組、30組、開催場所が大きければ60組、また、託児を設け、保護者向けの講演会も考えているとの答弁でありました。
 次に、啓発の方法と父親の参加について質疑があり、これについては、広報やHP等で周知するとともに、父親にも参加してもらえるよう、土日の開催も視野に入れていくとの答弁でありました。
 次に、印刷製本費の内容について質疑があり、これについては特に運動遊び、親子で遊ぶ内容を含んだ冊子を作成するもので、就学前の子ども全員に配布が出来るようにと考えており、2000部から2500部作成するとの答弁でありました。
 次に、配布の回数等について質疑があり、これについては、国の今後の動きはわからないが、予算の範囲内で亀山市の子どもたちのために出来る限りのものを作りたいと思っており、今後も継続できればうれしいと思っているとの答弁でありました。
 次に、子育て支援センターを利用していない人などをどのようにこの事業につなげていくかとの質疑があり、これについては、この事業に関わらず、子育て支援センターへ多くの人に参加をしてもらうことは、課題の一つでもあり、家に引きこもって子育てをしている人にも参加をしてもらえるような方策をこれからも考えていきたいとの答弁でありました。
 次に、備品購入費について、市が購入して各施設に配分す
るのかとの質疑があり、これについては、公立では乳幼児期の運動能力が高まるようなものを購入し、私立は補助金として交付し、市と十分協議して運動遊びにつながる備品を園の方で購入していただくとの答弁でありました。
 次に、なぜ未就園児、0・1歳児を主体に事業を始めるのかとの質疑があり、これについては、子どもの発達に最も大事なのは、この時期に見合う運動をしっかり一定期間させることであるので、出来るだけ小さい子どもの保護者に話をして、それが就園、就学、体づくりにつなげていくことが狙いであるとの答弁でありました。
 次に、保護者用の備品も含まれているのかとの質疑があり、これについては、備品そのものは子どもが使うものであるが、そのような道具を使って遊ぶことの大切さなどを講演会や活動の中で伝えていきたいとの答弁でありました。
 次に、結婚前の女性に対し、子どもを産み育てることの重要性の啓発につなげられないのかとの質疑があり、これについては、子ども総合センターでは少子化対策事業ということで、26年度は市内の高校生を対象に子どもを産み育てることの大切さ等の出前講座を開催し、来年は中学生を対象に開催することを考えている。このような別の事業と相まってさらにより良い亀山市の子育て支援が出来ればと思っているとの答弁でありました。
 次に、全体的な議論になるが、今回は地域住民生活等緊急支援のための交付金であるが、プレミアム付き商品券や観光交流事業を選定したことについて質疑があり、これについては、本市の場合は、交付金が14市で最も少ないため、事業の的を絞る必要があり、横の連携をしっかりとっていくという基本的な考え方で対応したとの答弁でありました。
 次に、「商工費」「観光費」「観光交流促進事業」の観光協会補助金500万円について、市のPRポスターやパンフレットを製作するが、既にPRポスターやパンフレットがある中、新たにどのようなものを作るのか、また、配布先について質疑があり、これについては、ポスターは5種類ほど作り、トータルで亀山市をイメージアップしていきたいと考えている。また、パンフレットは周遊型、着地型のもので、来訪者に市内を周遊してもらうようなものを考えているとの答弁でありました。
 次に、これだけポスター・パンフレットの内容が決まっているが、観光協会の主体性がないのではないかとの質疑があり、これについては、市の考え方は示すが、内容については、観光協会と議論し、より良い物を作っていきたいとの答弁でありました。
 次に、かめやまげんきっこ育成事業は、市の印刷製本費が上がっているが、なぜ補助金として観光協会に支出するのかとの質疑があり、これについては、以前の事業仕分けで、観光パンフレット等は観光協会の方がより良い物が出来ると判定され、以後、観光協会へお願いしてきている。特に今回、着地型パンフレットを作るに当たり、商店等も掲載していくことも考えられ、観光協会での方がより柔軟なものができるとの答弁でありました。
 以上、教育民生分科会の審査報告といたします。