令和4年6月定例会 教育民生分科会長報告
公開日 2022年06月29日
ただいまから、教育民生分科会における審査の経過について報告いたします。
去る14日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、21日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
議案第38号 令和4年度亀山市一般会計補正予算(第2号)についての内、当分科会所管分、「教育費」「教育研究費」「一般事業」の増額補正において、制作するヤマトタケルとオトタチバナヒメの漫画の教育での活用方法に関する質疑があり、これについては、小学校で使用している地域副読本を補完するもので、学校図書館や学級文庫に置いて、古事記や日本書紀につながる読書活動にしたいとの答弁でありました。
次に、配布方法に関する質疑があり、これについては、3,000冊制作し、約2,700冊を小・中学校に配布し、300冊は図書館や歴史博物館、地区コミュニティセンターなどに配布するとの答弁でありました。
次に、「衛生費」「保健衛生費」「予防費」「予防衛生事業」の増額補正において、PCR検査キットの配布状況と使用方法等の周知に関する質疑があり、これについては、これまでに約500個配布しており、使用方法の周知については、問い合わせの際に丁寧に説明しているほか、ホームページによくある問い合わせ内容や検査の流れについて詳しく掲載しているとの答弁でありました。
次に、配布対象者に関する質疑があり、これについては、市内在住の方が対象であるとの答弁でありました。
次に、議案第39号 令和4年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、歳入の「国民健康保険税」「一般被保険者国民健康保険税」の減額補正について、新型コロナウイルス感染症の影響により、これまでの減免実績に関する質疑があり、これについては、令和元年度が19件、令和2年度が38件、令和3年度が14件の合計71件となっており、減免額の合計は、10,311,800円であったとの答弁でありました。
次に、減免申請の周知に関する質疑があり、これについては、広報等の様々な媒体を活用して周知しており、令和4年度は、納付書とともに目につくよう工夫した個別案内を発送する予定であるとの答弁でありました。
次に、議案第51号 専決処分した事件の承認については、第1表「繰越明許費補正」の増額補正について、今回の繰越の考え方に関する質疑があり、これについては、子育て世帯臨時特別給付金の3月末までに申請があった分は、出納閉鎖期間も含めて支払う予定であったが、支払いが4月以降になるものは繰越しするよう国から通知があったため対応するものであるとの答弁でありました。
なお、専決処分は、議会を招集する時間的な余裕がない場合に行うものであり、可能な限り、議会で十分審議できるよう議案として提案されたいとの意見を申し添えます。
以上、教育民生分科会の審査報告といたします。