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令和2年6月定例会 教育民生分科会長報告

公開日 2020年06月19日

 教育民生分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。


 去る8日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、15日に分科会を開催いたしました。担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第44号 令和2年度亀山市一般会計補正予算(第3号)についての内、当分科会所管分、歳入の「国庫支出金」「国庫補助金」「教育費国庫補助金」「小学校費補助金」及び「中学校費補助金」の「情報機器整備費補助金」の増額補正、並びに歳出の「教育費」「小学校費」及び「中学校費」の「教育振興費」「情報教育推進事業」の増額補正において、児童生徒用タブレット購入には半分近い国の補助があるが、今後、国の補助が不透明な中、次回更新までの市の負担について質疑があり、これについては、消耗品等の経費であり市で対応できるが、更新費用については、国や県に支援を求めていくとの答弁でありました。
 次に、タブレット購入の手法に関する質疑があり、これについては、教育委員会で仕様を定め、契約行為に関しては、市の規定に基づき財務部局で執り行われるとの答弁でありました。
 次に、本体が壊れた時の対応に関する質疑があり、これについては、通常の使用において故障や破損が起こった場合は、予備機と交換して対応するとの答弁でありました。
 次に、歳入の「国庫支出金」「国庫補助金」「教育費国庫補助金」「外国人受入環境整備交付金」の増額補正において、外国人の一元的な相談窓口では、どのような相談に対応するのかとの質疑があり、これについては、福祉や雇用、保険証、住宅、学校、健康診断など、市に関する全ての生活に関する相談に、担当部署と一緒に応じているとの答弁でありました。
 次に、歳入の「市債」「教育債」の「図書館整備事業債(合併特例債)」及び「図書館整備事業債」の増額補正、並びに「地方債補正 変更」「図書館整備事業」の限度額の増額補正において、詳細な内容に関する質疑があり、これについては、財源を有効に活用するため、施設を図書の閲覧等を行う開架書架エリアと、事務所等の管理エリアに区分し、開架書架エリアには合併特例債を、管理エリアには公共事業等債を充てることにより、一般財源の支出を抑制して、財源の最適化を図るものであるとの答弁でありました。
 次に、歳出の「衛生費」「保健衛生費」「保健衛生総務費」「健康づくり事業」及び「教育費」「教育研究費」「映像作成委託料」の増額補正において、免疫力アップ大作戦のリーフレットや市のオリジナル動画を作成することを、どこで決定したのかとの質疑があり、これについては、リーフレットは健康福祉部で提案し、市長、副市長に説明して了解を得た。オリジナル動画は教育委員会で考え、教育委員会で予算要求をして認められたとの答弁でありました。
 次に、「衛生費」「保健衛生費」「予防費」「予防衛生事業」「備品購入費」の増額補正において、購入する新型コロナウイルス感染症のワクチン保管用冷蔵庫は、何人分が保管できるのかとの質疑があり、ワクチンが1人に対しどれくらいの量がいるのかわからない状況であり、明確には答えられないが、冷蔵庫の容積は322リットルである。ワクチンが開発され、冷蔵庫が品薄になる前に確保するものであるとの答弁でありました。
 次に、「教育費」「社会教育費」「図書館費」「一般管理費」「備品購入費」の増額補正において、ブックシャワー1台の購入で対応できるのかとの質疑があり、これについては、最大6冊まで対応する一番大きな消毒器を設置するため、1台で対応可能であるとの答弁でありました。
 次に、議案第45号 令和2年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)については、質疑等はございませんでした。
 以上、教育民生分科会の審査報告といたします。