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令和2年6月定例会 教育民生委員会委員長報告

公開日 2020年05月29日

 ただいまから、教育民生委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
先ほどの本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、当委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第34号 亀山市国民健康保険税条例の一部改正については、令和2年4月7日に閣議決定された「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」を踏まえ、厚生労働省及び総務省から国民健康保険税等の減免の取扱いについて示されたことから、その要件を満たす被保険者等に対して国民健康保険税が減免できるよう、また、地方税法が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、今回の改正内容は大きく2つあるが、改正内容1の、国民健康保険の被保険者に係る所得割額等を算定する場合における長期譲渡所得の金額から控除する金額に、租税特別措置法の規定の適用により控除する金額を加える改正については、新型コロナウイルス感染症対策ではないということでよいかとの質疑があり、これについては、新型コロナウイルス感染症とは関係ないとの答弁でありました。
 次に、改正内容2の、新型コロナウイルス感染症の影響による収入の減少等における減免に関する特例を設ける改正について、収入の減少等の等には何が含まれるのかとの質疑があり、これについては、減免の対象となる世帯には2種類あり、一つは、新型コロナウイルス感染症により、主たる生計維持者が死亡し、又は重篤な傷病を負った世帯の場合は保険税が全額免除、もう一つは、主たる生計維持者の収入減少が見込まれる世帯の場合は保険税の一部が減額されることから、等となっているとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、教育民生委員会の審査報告といたします。