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平成30年9月定例会 総務分科会長報告

公開日 2018年09月26日

 総務分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 去る6日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、13日に分科会を開催いたしました。担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第55号 平成30年度亀山市一般会計補正予算(第2号)についての内、当分科会所管分、歳入の「寄附金」「総務費寄附金」「ふるさと納税代理寄附金」及び歳出の「総務費」「総務管理費」「諸費」「平成30年7月豪雨支援事業」の増額補正の内容について質疑があり、これについては、被災された高梁市への寄附金について、亀山市が代わって収納事務を行い、高梁市の体制が整った段階で振り込むための予算計上であるとの答弁でありました。
 次に、高梁市以外でこのような対応をとる可能性のある自治体はあるのかとの質疑があり、これについては、災害時応援協定などの協定を結んでいる市町と協議が整えば、出来る限りの支援をしていきたいとの答弁でありました。
 次に、災害時応援協定を結んでいても、このような対応になるとは限らないという認識でよいのかとの質疑があり、これについては、あくまでも被災された市町と協議を行い、色々な支援があるので、その支援策の一つと考えているとの答弁でありました。
 次に、500万円になるまで寄附を募るのか、これはふるさと納税と代理寄附のどちらなのか、また税控除はあるのかとの質疑があり、これについては、高梁市へ支出する時期は高梁市と相談して、ある程度落ち着いた時期と考えている。また、あくまでも被災地への支援の寄附金であり、税控除の対象となるとの答弁でありました。
 次に、歳入歳出500万円の予算を計上しているが、歳入欠陥となった場合の対応について質疑があり、これについては、代理寄附を受ける事務であり、預かった寄附金と同額を高梁市へ支出するとの答弁でありました。
 次に、歳入の「繰越金」「前年度繰越金」の増額補正について、今回の補正で前年度繰越金の残額はどれくらいになるのか、また、合併特例債は含まれているのかとの質疑があり、これについては、補正財源となる前年度繰越金の残額は1億6,453万円で、全て一般財源であるとの答弁でありました。
 次に、今回、補正計上された前年度繰越金7,132万5千円に合併特例債は含まれているのかとの質疑があり、これについては、合併特例債は含まれていないとの答弁でありました。
 次に、「諸収入」「雑入」「高速自動車道救急業務交付金」の減額補正について、どの程度出動件数が減少したのか、また、金額の算定に用いる基礎数値について質疑があり、これについては、この交付金は、前々年の出動件数をもとに算定されるもので、50回以上出動した場合は割増率が2.0であるが、平成28年の出動件数が見込みより少ない47回であったため、割増率が1.5となったことにより減額となった。また、金額の算定に用いる基礎数値は、救急隊1隊を維持するための費用として、普通交付税における消防費の救急業務費の基準財政需要額算定のために用いる数値がもとになっており、本年度は額が下がったことにより減額になったとの答弁でありました。
 次に、歳出の「総務費」「徴税費」「賦課徴収費」「過年度税過納還付金」の増額補正の内容について質疑があり、これについては、固定資産税の償却資産と法人市民税について、それぞれ1事業所ずつの還付金を計上したもので、特に固定資産税の償却資産については、平成29年度分の修正申告が提出され、約1,200万円の還付が生じたとの答弁でありました。
 以上、総務分科会の審査報告といたします。