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平成29年9月定例会 産業建設委員会委員長報告

公開日 2017年09月25日

 ただいまから、産業建設委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る6日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、11日に委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第63号 亀山市営住宅条例の一部改正については、亀山市民間活用市営住宅事業により新たに借り上げる賃貸共同住宅5戸について、市営住宅として設置及び管理を行うこととするため、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、駅や学校からの距離など、民間活用市営住宅として借り上げる場合の基準をクリアしているのかとの質疑があり、これについては、選定委員会においてチェックシートで点数を付けており、当該物件は基準をクリアしているとの答弁でありました。
 次に、条ずれの理由について質疑があり、これについては、法に認知症の方の収入申告義務の緩和に関する規定が追加されたことによる条ずれであるとの答弁でありました。
 次に、5戸の間取りと駐車台数について質疑があり、これについては、1階に1DK2戸、3DK1戸、2階に2LDK2戸で、駐車台数は、1戸に1台と考えているとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、原案のとおり、全会一致で可決することに決定しました。
 次に、議案第75号 工事請負契約の締結については、野村布気線池部工事について、平成29年8月8日付けで仮契約したので、議会の議決を求めるものです。
 審査の前に現地確認を行い、審査の過程では質疑はなく、採決の結果、原案のとおり、全会一致で可決することに決定しました。
 次に、議案第76号 市道路線の認定については、開発行為により設置された新規路線である羽若35号線の路線の認定について、議会の議決を求めるものです。
 審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、議案の提案時期について質疑があり、これについては、開発行為に伴う市道認定は、開発終了後3年が経過、若しくは入居率が8割を超えた段階で行っており、この度、入居率が8割を超えたことから議案を提案したとの答弁でありました。以上のような議論を経て、採決の結果、原案のとおり、全会一致で可決することに決定しました。
 次に、議案第78号 市道路線の認定については、亀山駅周辺整備事業に伴う新規路線である御幸8号線の路線の認定について、議会の議決を求めるものです。
 審査の前に現地確認を行い、審査の過程では、今定例会に議案が提案された理由について質疑があり、これについては、3月定例会時には、地権者との調整が図れておらず、6月定例会では、予算決算委員会の附帯意見を受け、提案を見送ったが、この道路は、4Aブロックの優良建築物等整備事業と密接に関連する事業で、2ブロックの仮転居先として間に合わせるためには このタイミングから事業を進めていく必要があり、今回議案を提案したとの答弁でありました。
 次に、この道路に期待する役割と市道認定する理由について質疑があり、これについては、当該路線箇所は、狭隘な赤道が存在するのみで、緊急車両の進入も困難な状況であるが、駅周辺整備の一つの事業として新たに整備することで、隣地の宅地化を促進するとともに、亀山駅周辺の居住人口の増加と住宅地の安全性向上を目指し、今回議案を提案したとの答弁でありました。
 次に、御幸8号線は、御幸7号線も同時に整備しなければ、道路としての機能は発揮できないが、御幸7号線の整備の考え方について質疑があり、これについては、事業計画に基づいて、まず優先して御幸8号線の整備を行うが、御幸7号線についても既に詳細設計を終えており、財政部局と予算調整を図りながら、できるだけ早く進めていきたいとの答弁でありました。
 次に、討論では、現段階で議案が提案されること、及び御幸8号線の整備に市の予算を投入する必要性が理解できないとの理由から反対討論が、また、議会として予算の執行を認めた上は、できるだけ早くスムーズに事業を進める必要があるとの理由から賛成討論があり、採決の結果、原案のとおり、賛成多数で可決することに決定しました。
 以上、産業建設委員会の審査報告といたします。