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平成27年9月定例会 産業建設分科会長報告

公開日 2015年09月25日

 産業建設分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 去る8日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、11日に分科会を開催いたしました。担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
議案第61号 平成27年度亀山市一般会計補正予算(第2号)について
の内、当分科会所管分、「土木費」「道路橋梁費」「道路維持修繕費」の増額補正の内容について質疑があり、これについては、単価契約業者による道路補修及び道路パトロールの費用であるとの答弁でありました。
 次に、「土木費」「道路橋梁費」「道路舗装費」の増額補正について、道路補修をする場合の手順と業者との連携について質疑があり、これについては、パトロールを中心に日常点検を行い、補修する箇所が発見された場合、まず、常温合材で補修し、その後、表層を業者により加熱合材で補修するとの答弁でありました。
 また、フラワーロードの整備の経過と農道として整備されたことによる構造問題について質疑があり、これについては、昭和55年に四日市農林事務所が設計委託等を行い、整備に着手し、平成19年に亀山市に移管された。道路構造については、当時、大型車100台から250台未満を想定しての舗装構成になっているが、現在の交通量は400台であり、将来の交通量は600台程度になると予測しているため、道路の舗装構成は現在よりも路盤も含めて厚くなってくるとの答弁でありました。
 次に、「土木費」「都市計画費」「公園管理費」について、亀山駅前のトイレはJR東海の敷地内にあり、利用者の大半がJRの乗降客であるにもかかわらず、なぜ市が修繕するのかとの質疑があり、これについては、乗降客と駅利用者の利便性を図るため、JR東海の施設であるトイレを外側からも利用できるようにしたもので、維持修繕については、JR東海と亀山市との間で締結している管理協定に基づき市が行っているとの答弁でありました。
 また、今後JR東海に負担を求めるという考え方はないのかとの質疑があり、これについては、現在、亀山駅前の再生計画を積み上げている段階であり、鉄道、バス等の関連事業者の理解や協力、連携が重要になってくるため、協定が締結された背景や経過等を正確に把握したうえで、今後の駅前再生の計画のプロセスの中で必要であれば再構築していくとの答弁でありました。
 次に、議案第62号 平成27年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について、資本的収入で国庫補助金が適用にならなかったため、企業債が充てられているが、変更の理由について質疑があり、これについては、国庫補助金は社会資本整備総合交付金であるが、平成27年度より、下水排除量が3立方メートル未満の枝線管渠については効果促進事業の交付対象外となったことから、財源が不足する分については企業債で対応するとの答弁でありました。
 また、財源が不足する分を企業債で対応することによって、今後の下水道事業に影響しないのかとの質疑があり、これについては、下水道の本線は国庫補助金の対象であり、枝線管渠が対象外となったものであるが、その分の補填財源は、交付税算入がある企業債を充てていくとの答弁でありました。
 以上、産業建設分科会の審査報告といたします。